VANILLA.6 1st album「VANILLA.6」
こんにちは。リヲです。
今関西で最も注目しているバンド、VANILLA.6がファーストアルバムをリリースしました。
良いアルバムだと思うのでバンドの紹介と合わせて書きます。
VANILLA.6とは
”NEW-POP BAND PROJECT BASED IN JAPAN
CREATING NEW-POP AESTHETICS SINCE 2015”
2015年に結成されたニューポップ・バンド・プロジェクト。
80'sサウンドを主軸に様々な要素を取り入れた
重厚でポップなサウンドスケープと
特徴的な男女混合ツインボーカル。
ニューウェイヴ、モード、ストリートが混在する
ヴィジュアルの耽美性。
それらを背景に、ジャンルを超越した
独自の世界観を創り上げている。
(公式サイトより)
メンバーは以下四名。
ook-boy Vocal/Guitar/Organize
KANA Vocal/Keybord
KOHEY Bass
TK Drums
1st album「VANILLA.6」
いいアルバムだなあと思います。
ライヴに行ったときに受けた印象は、楽しい、引き出しが多い、スケールが大きい、でした(ライヴの感想について詳しくは後述します)。
その長所が存分に出たアルバムです。好き。
ちなみに私が特に気に入っている曲は「DONT SING」「Rose My Shadow」です。
アルバム全体を通して尖っているけれど、その中に光る、耳に残るキャッチ―なフレーズ。そしてそのバランス感覚に天性のポップネスを感じました。
アルバムの構成も良いと思います。
「Prime」でそのスケールの大きさを見せつけ、「OWLS」イントロの緊張感で耳を惹きつけつつ心地よいテンポに身を任せたかと思えば「Side Effect」で一気に引き締め、そして雷鳴を浴びるような轟音へ。一転して「Nightfall」はカラフルで聴きやすいポップですがよく聴けばリズム隊が面白い。「CRUSH」ではグルーヴに踊り、「DONT SING」のイントロでまたガラリと空気を一変させ、他のどの曲とも違うクレイジーなアプローチ。かと思えば車やバイクのCMで使われていそうなスピード感があり耳に残るサビとのバランスが良い。そして名曲、「Rose My Shadow」。目を閉じて聴けば、大きな会場でたくさんの観衆の前でライヴをするVANILLA.6の姿が浮かびます。アルバムを締めくくる「Wasted Song Ⅲ」では再びそのスケールの大きさに身を任せ、このままゆっくりと収めるかと思いきやook-boyさんの魂のシャウト。ライヴで合唱できそうなコーラスもまた良い。
一本の壮大な映画を見たような、聴いた側も達成感のような気持ちいい余韻を残す素晴らしいアルバムでした。
ライヴでの印象
始めてライヴを観たのは、2019年6月15日。大阪のSOCORE FACTORYで開催されたCosmic Child × Thud Japan Tour 2019でした。
シンガポールのシューゲイズ・ドリームポップバンドであるCosmic Childと香港のThudの来日ツアーでゲストの一組として出演していたのがVANILLA.6。
結論から言いますと、このライヴで完全に心を掴まれました。
VANILLA.6は本当にライヴで客を引き込むのが上手いバンドです。
以下、当時のメモから抜粋。
---
VANILLA.6、かなり良かった。
男女のツインヴォーカル。
事前に聴いていた音源と女性の声が違った。最近メンバーチェンジがあったらしい。
男性ヴォーカルはook-boyさん。黒いアイメイク、派手めなパフォーマンスがドツボで好き。見ていて気持ちいい。こうなりたい、こう魅せたいという確かなヴォーカリスト像があるような気がした。人の目を惹きつける華がある。
女性ヴォーカルのKANAさんはook-boyさんとは相反して柔らかくて自然体の空気を纏っている。
このコントラストがとても良い。魅力的。二人の声が好き。
メンバー全員の個性がバラバラなことによる化学反応感も好き。
音楽面。
いわゆる80'sニューウェーブ的な匂いを感じる曲が多い。
VANILLA.6の音楽を言葉で表すことは難しい。ロックンロールとポップのバランスが絶妙。
とにかく楽曲の幅が広いことに驚いた。
曲ごとにパートが入れ替わるなどライヴを観ていて本当に面白かった。
まだまだいろんな側面や引き出しがあると思う。
とてもいいバンドに出会えた。
現在制作中らしい新作を手に取るのが楽しみ。
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メモ残しといてよかった…!
楽しいライヴだったなあという思い出が残っています。
またライヴ行きたいな。
今後の予定
ライヴ、あります。
MAP "VANILLA.6”RELEASE PARTY
4/12(Sun) 大阪SOCORE FACTORY
OPEN 17:00 / CLOSE 23:00
◇出演者
VANILLA.6
PLASTICZOOMS
Mississippi Khaki Hair
NEHANN
DJ MAP CREW(waddy/OREO/村田タケル)
TIPS
5/15(Fri) 東京 渋谷 LUSH
詳細は近日公開
リリースパーティの中止が発表されました。
なんと書けばいいのか…。
本当にいいアルバムですし、絶対いいライヴになったと思うんです。
またリベンジしてくださることを信じて、今はメンバー全員の健康を願うことにします。
状況が落ち着いたら必ずライヴに行きます。絶対に。
おわりに
一ファンでしかない私がごちゃごちゃと書くより、一人でも多くの人に聴いてもらうこと、そして今回でなくても、ライヴで直接体感してもらうことが一番だと思います。
てことで、聴いてね♡
Shura / elevator girl(feat.Ivy Sole)
おはようございます。
好きなアーティストの新曲がいい感じだったので更新です。
Shura / elevator girl(feat.Ivy Sole)
気持ちの良いビート。
Shuraを好きになったきっかけはこの曲でした。
はじめて聴いたはずなのに、なぜか懐かしさを感じたことを覚えています。
ではまた!
24 songs of 2019
ご無沙汰しております。リヲです。
2018年度は100曲で作ったこのプレイリスト、今回は厳選して私の年齢と同じ24曲に絞ってみました。24歳、そして2019年はとにかく転機の一年であり、たくさんの音楽に支えられた一年でもあったので、記念ということで。
それでは早速。
Spotify
Apple Music
踊ってばかりの国 / ghost
「光の中に」より
すべてがはじまる音。2019年について書く上で、一曲目はこれ以外考えられませんでした。 イントロが始まるまでの1分52秒。忙しない日々にざわつく心が凪ぎ、ほころびを音が埋め、満ちてゆくような感覚になります。ドラムの繊細なシンバルワークからタム回しへの振り幅、重ねられたギター、すべてかっさらってゆくベース、そしてヴォーカル。アウトロがあっけないところもまた良い。そしてやはりこの曲はMVの印象が強いです。平成最後の大晦日、渋谷。人っ子一人いない道路をギター一本だけ持って歩く下津さん。そしてギターを手に入っていくのはお祭り騒ぎのスクランブル交差点。ワンカットで撮影されたこのMV、あまりにも、あまりにもカッコ良い。
君島大空 / 遠視のコントラルト
「午後の反射光」より
とんでもない一曲。イントロの、ギターのジャ~ン♪(表現よ)でいつも煙草の煙を吐き出すイメージ。グランジ、オルタナ溢れる熱いギターと冷たい声質との相性が良くて、たまりません。そして極めつけは歌詞。"容易く色は変わって / 遠視のレンズ越しに消えた / どこまでゆくの? / もう止んだ雨の中に / 抑え込んだ笑みの影だけ残して / 焼きついたままの化石した景色を / ただ見ているまだ見ている / 反射した光の果てを かすめて消えてゆく" この繊細な情景描写には震えました。逆立ちしてもこんな言葉出てこない。
The Japanese House / Maybe You're the Reason
「Good at Falling」より
朝の音。ジャケットの通りスケールが大きくて、乾いていて、大好きな音です。間奏の部分が特に好き。曲の持つ景色が広がり続けるところも良いです。
Greyson Chance / yours
「portraits」より
こちらも圧倒的な朝の音。からっと乾いた音が気持ち良くてよく出勤時に聴いていました。
Sam Smith / How Do You Sleep?
解放しましたね…! バラードの印象が強くはありますが、わりと昔からコンスタントにダンスナンバーはリリースしていたように思います。そしてどちらかといえばそちらの面に惹かれていたのでこの曲はドンピシャに刺さりました。MVで踊りまくっている姿が好き。
Weyes Blood / Movies
「Titanic Rising」より
新時代のクラシック、とでも呼べば良いのでしょうか。古典的でありながら非常に未来的で、あまりにも壮大。わたしは、このような出会いがあるからディグることをやめられないのです。
TAWINGS / 水仙
2019年で一番ときめいた曲かもしれません。曲がはじまってしばらくは単調なのに、この先に絶対なにかあると思わせるような音。こんなのどうやっているんだろう…。そしてほのかに香っていたシューゲイザーが間奏で花開く気持ちよさ。やみつきです。
HAPPY / Naked Mind
「High Planet Cruise」より
名盤。このアルバムから一曲選べなんて、誰がそんな酷いこと決めたんだ…!(←私です)どうしても2019年について書く上でこのアルバムを外すことは出来なかったので一曲選んだのですが、どの曲も素晴らしいです。ダイヤモンドかオパールか、みたいな話。音に身を任せるのがとにかく気持ち良いアルバムで、今のHAPPYはこんなに純粋なのかと感動しました。この先何年も聴き続けるんだろうなと確信しています。
The Chemical Brothers / Eve of Destruction
「No Geography」より
これも名盤…!選ぶのに苦労しましたが、ゆるふわギャングが参加しているのでこの曲にしました。驚きましたね。
808 State / Tokyo Tokyo
「Transmission Suite」より
衝撃でした(笑) アナウンス…その手があったか…。にしてもかっこいいですよね、この曲。癖になる。アルバム自体かっこよくてよく聴いていました。某ACIDなANDROID(隠れてない)で聴いた覚えがあるような音にニヤニヤ。
FKA twigs / fallen alien
「MAGDALENE」より
戻ってきてくれて本当に嬉しいです。しかも遥かにパワーアップしている。こんなに嬉しいことはありません。私はFKA twigsの二面性がとても好きです。神々しく俗っぽい、あどけなく淫ら、脆く強い。特にこの曲でその二面性が存分に発揮されているように思います。
Billie Eilish / bad guy
「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」より
2019年について書く上で欠かせませんね。こういう楽しい曲が売れていくのが良い時代だなぁと思います。
Pom Poko / Leg Day
まず先にこのバンドを紹介させてください。彼らはノルウェー出身の四人組バンド。バンド名はジブリの名作「平成狸合戦ぽんぽこ」から取ったそうな。…この時点でもう好きです(笑)ジャケットも謎。なんか好き。 曲の絶妙なポップさも好き。不思議なんだけど、なぜか解明したいとは思わないし、その不思議さを何も考えず楽しめる曲、です!好き!!!
ドミコ / My Body is Dead
「Nice Body?」より
ロックンロールな感じ。"足はまっ白いクラムチャウダー"という歌詞が衝撃でした。
BLACKPINK / Kill This Love
コーチェラのパフォーマンス最高でしたね…!ロゼの歌唱力がこの曲で爆発している気がします。曲調がマーチング風に変わるところで毎度テンションが爆上がりします。
RAMMSTEIN / DEUTSCHLAND
「RAMMSTEIN」より
問答無用でかっこいい。圧倒的にかっこいい。
HYDE / TWO FACE
「anti」より
最近になってようやくantiを聴き始めた(本当にすみません)のですがかっこいいですね…! 特にTWO FACEがお気に入り。ゴリッゴリのサウンドにキッズの血が騒ぎます。ORDINARY WORLDだけはリリース以降ずっと聴いていて、何度も支えられました。原曲を聴いたことがなかったので、はじめて聴いたときはコードの展開にひっかかる部分があったのですが、聴き終わると曲が持つ説得力が強く、それも含めて納得した思い出です。
TENDRE / CHOICE
音づくりが面白く、それをこうも美しくきれいに纏めていることに感服。危うい緊張感と安らぎの共存が好きです。
椎名林檎 / TOKYO
「三毒史」より
2019年も林檎様に存分に楽しませていただいた一年でありました。
Answer to Remember / Still So What feat. ATRband
「Answer to Remember」より
一番好きなジャズドラマーである石若駿さんのソロプロジェクト。これも名盤!単純にこの曲を一番聴いたので選びましたが、KID FRESINOとのコラボも胸アツでした。このグルーヴがたまらないな。踊れる曲が好きだなぁと改めて思ったアルバムでした。
WONK / Sweeter, More Bitter
「Moon Dance」より
大好き。ファンクなグルーヴ。初めてライヴにも行きました。楽しかった! WONKという世界観の中での振り幅がとても広いバンドだなあと思います。新しい地図の香取慎吾さんとのコラボもリリースされて、これからもっと売れていくのでしょうね。楽しみ!
millennium parade / lost and found
millennium paradeにときめき続けた2019年でした。Veil、Plankton、Stay!!!、そしてlost and foundとどの曲も楽しかったです。特にVeilを一番最初に聴いたときのときめきは凄かったですね。ワクワクするものが始まる…!という感じ。しかしlost and foundは菅原小春さんとのMVやDiorとのコラボも合わせて特別な一曲だと思ったので選びました。曲の持つ爆発的なエネルギーに2020年の期待を寄せずにはいられません。
King Gnu / 白日
良いよね…。2019年を象徴する曲のひとつだと思います。この曲の素晴らしいところはどこから書けば良いのかわからないし、すべて素晴らしいのですが。やはり、一番はこれだけ面白いものを一曲に、そしてわりと聴きやすく纏めてしまえたことにあると思います。きっと誰もが自分に降ろして考えてしまうような歌詞をあのグルーヴや様々な仕掛けで重くさせていないところが本当に凄いです。
優河 / めぐる
いい曲、という言葉が似あう曲。優河さんのまろみのある歌声が染みわたります。この曲で優河さんを知ったのですが、すばらしい歌声ですね。柔らかく芯があって、耳を引き付けられずにはいられない歌声。好きです。わたしはこの曲を聴いていると、こころの中の散らかったすべてがあるべきところに収まるような、…収まらなくても。収めていたいな、という感覚になります。歌詞の言葉選びも素朴でありながら美しく、情景や空気が伝わってくる…いい曲、以外なんと言えましょうか。私個人も、世間も、色んなことがあった2019年の結びにふさわしく、2020年にも繋がる曲だと思って選びました。
---番外編---
THE NOVEMBERS - ANGELS
† THE NOVEMBERS 「ANGELS」 Limited Full Streaming †
サブスクではこのアルバムは聴けないようなのでプレイリストに入れられなかったのですが、2019年にリリースされたアルバムの中ではかなり、もしかしたら最も聴いたアルバムかもしれません。衝撃的でした。邦楽とか、洋楽とか、ジャンルとか、そういうものすべてがどうでも良く思えるカッコよさ。ゾクゾクする。レコ発には行けなかったので次のツアーに行きます!楽しみ。ライヴ盤(ちゃっかり買いました◎)に収録されていた「またお互いに良い時間を過ごして、良い顔で会いましょう」というMCがとても素敵だなあと思います。良い時間を過ごしていたいですね。
おわりに
2018年に続いて今年もやってみました。曲数は絞ったものの、書いていて楽しかったです!2019年、ほんと良かったですね。今回は曲数が少ないので省いたのですが、カヴァーやリミックスも楽しかったなあという印象です。
半年ほど前から、音楽について文章を書くことに葛藤というか、なんだかもやもやとしたものがあって。形のない音楽やライヴというものを言葉にすることに怖さを感じてしまって(謎の思考回路)私生活の慌ただしさも相まって書くことを避けていました。
ですが、やっぱり音楽を聴くこと、書くこと、どちらも…とても純粋な感情で好きだと思うし、楽しいです。
これからも無理せず、気負わず、書きたいと思ったことがあれば書いていたいな。
更新はかなりゆるやかになってしまいましたが、やっぱりこのブログという場があって良かったです。来年も書けますように。
ではこれにて。2020年も楽しみましょう!
最後までお読みいただいてありがとうございました◎
祝#2
ACID ANDROID LIVE 2019 #2 開催決定!
わーーーーーい!!!!!
個人的な事情で大阪の一公演しか行けないのですが、本当に本当に楽しみです。
まさかこんな早く決まると思ってなかった…
フルで公開しないって、近いうちに円盤出ますよってことでいいですよね?←
もう六本木から1ヶ月半経ったんですね。
記憶が鮮烈すぎてつい最近な気がしてました。
本当に楽しかったなあ六本木…。
六本木レポは超絶に切羽詰まった状況で書いたので、読み返してみると言いたかったことがちゃんと書けなかったなぁと思うところが多々ありました。
最高だなんだって書いてますが、六本木だけが最高だったんじゃなくてその時々の最高が地続きになってあの最高なライブになったんだと思う、みたいなことを書きたかったはずなんだけど、そんなことどこにも書いてなかったですね…(笑)自分の脳のキャパが狭すぎて笑います。まあ行ってないライヴのことを言及するのはなんだか変な感じがするので、今となっては書かなくてよかったのかも? 書くことって好きだけど本当むずかしーい…。ロマンス…じゃない、伸び代が有り余ってます(ゲ◯の極み乙女)。まあ100歳くらいまで生きるらしいんで、あと約75年あればいつかそれなりに書ける日が来るでしょう(笑)
次の#2大阪の時は今以上に慌ただしくなると思われるのでブログは書きません。が、とってもとっても楽しみです!イェイイェイ。
ライヴに行けなかった時期が嘘のようにふらっといろんなライヴやイベントに行っている今日この頃。やっぱりライヴが好きだなぁと実感します。これからもいっぱい行けたらいいな。
話は変わって。
L'Arc〜en〜Ciel LIVE / LIFEを久々に読みました。
LIFEの中では特にニューヨークの写真が好きです。この写真集を買ったのは中学生の頃でまだLEONを観ていなかったし、チェルシーホテルも知らなかった。あとスイスの最後から二つめだったかな?山の前で四人が寄り添って歩く後ろ姿のショットも好きです。ラルクさんの写真集の中でもこの二冊は特別に好き。多感な時期に見たもの、聴いたものって色褪せないよね。
かっこいいなぁ…。
L’Arc~en~Ciel「LIFE」―PRIVATE SCENE at HAWAII, NEW YORK & SWITZERLAND
- 作者: 井村邦章
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/02
- メディア: 大型本
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L’Arc‐en‐Ciel*LIVE―DOCUMENTARY PHOTOS of THE LIVE TOUR & BACKSTAGE
- 作者: 緒車寿一
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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てことで、仕事に行きたくない月曜の朝のぼやきでした☆
祝!北京公演決定!とGRASS VALLEY
最高のニュースが飛び込んできました!
5/5 北京公演 決定!
おめでとうー!!!
まだ詳細についてはこれからですが、本当にめでたいです◎
ということで北京について少し調べてみました。
これまで行った上海・台湾に比べてかなり北なんですね。モンゴルが近いんだ。うう…北京でライヴ観てモンゴルで馬に乗りたい…。
公演がある5月から6月にかけては観光のベストシーズンだそうです!
朝夕は冷え込む日もあるようですが、過ごしやすい季節で丁度春に当たる季節だそうな。
平均最低気温14度、平均最高気温26度とありますが5月初旬なので少し涼しいかもしれません。
北京と言えば…北京ダック!他は何でしょう。万里の長城や天安門広場?個人的にはオリンピックで開会式などが行われた通称「鳥の巣」の北京国家体育場の天井を歩くというアクティビティをやってみたい。
…って、今のところ参加は出来なさそうなんですけどね。涙
参加される方はどうぞ気をつけて行ってらっしゃいませ!楽しんできてください~^^
そして着実にツアー初日が近づいてきております。
今回はどんなACID ANDROIDを見られるんだろう…。
私は大阪と六本木の2回参加する予定です。バナナホールにも行ってきました!(ドリンク代600円はほんと焦りました)
六本木で国内ツアーを締めて最高の形で送り出せるように全力で盛り上がりたいと思います!
良いツアーになりますように!
そしてついに発売になりました。
GRASS VALLEY / Original Album Remastered Edition Box
我らがyukihiroさんがリマスターされたBOXです。さすが権力と実力があるオタク。
1st"Grass Valley"Dance In The Heavenと4th"LOGOS~行~"STYLE(LIVE VERSION)が特にお気に入り。他にもたくさん好きな曲が出来ました。
ダンサブルなビートはyukihiroさんのプレイに共通するところがあってルーツを探るという意味でも面白かったです。
何より「今回のBOXセットで初めてGRASS VALLEYに触れた人」というのはまさに私のことかしらという感じなのですが、これが30年前の音楽だと思わないどころか信じたくない。どうか嘘だと言ってほしい。私は世間を巻き込んだ壮大なドッキリでも仕掛けられているのでしょうか?これは触れていないから新しく感じるという次元では無いと思います。今こんなサウンドを鳴らしているバンドっていなくないですか?私が知らないだけなのかな。というか鳴らせるようなバンドがいない気がします。
yukihiroさんがヴィジュアルから入ったとおっしゃっていた通りルックスもカッコいいです。出口さんは勿論、上領さんがとにかくカッコいいし美しい…。VOGUEや装苑に出ていそうな研ぎ澄まされた雰囲気でブックレットを見るたびドキドキします。
ちょっと高かったけど、買って良かった!これからもっと聴き込んでいきます◎
そして、なんと次号のドラマガは上領さんとyukihiroさんが表紙です!
ハァハァ…沼に落ちたばかりなのに供給過多。ありがたや…。
まだまだ楽しみが続きそうです。ではまた!
alcoveは終わらない
LE-CIEL会員の皆さん。今回の会報、凄くないですか…。
そういえば、なんかほざいたと思うんですよ。
では、これにてalcoveについて書くのは一旦終わりにしたいと思います。
終われるわけがなくない!?
終われない。終われるわけがない。
だって終わっていないから!!!
と、いうことでalcoveについてです。
ライヴ前から合わせたらalcoveのことだけでいくつ記事書いたんだろう…(笑)
※ネタバレが無いように書いているので、LE-CIEL Vol.98を見ながら読まないと意味がわからないと思います。
①LE-CIEL会員 ②お手元にLE-CIEL Vol.98がある 以上2点の条件を満たした方のみどうぞ。
続きを読む
100 songs of 2018
2019年も始まり、2月になってしまいました…が、ついに…出来ました…!
2018年お気に入り100曲プレイリスト!
うおりゃー! がんばったー!
プレイリストに選ぶ曲自体は昨年の内に選び終わっていたのですが、一応音楽ブログだしどうせならアルバムレビューでもしちゃう?と軽率に始めたのが運の尽き。お陰でこんなに時間がかかってしまいました…真剣に脳みそが茹るかと思った。レビューに関しては個人的な備忘録な上に長いので暇で気が狂いそうという方以外は読まなくて大丈夫です(笑)
Apple Musicで個人的なプレイリストは沢山作っていますが公開するのは初めてです。ACID ANDROIDをフォローしたいが為にSpotifyもプレミアム会員なので、なんとなくSpotifyでも作ってみました。ただSpotifyでは再生できない曲もいくつかあり、その分は前後のアルバムから補填しています。ちなみに並び順は基本的には発売日順に並んでいます(一部例外あり)。
音楽を聴くときは洋楽・邦楽・ジャンル・オーバーグランド・アンダーグラウンド…など出来るだけ偏りがないようにしたいと常々思ってはいるのですが、こうして改めて並べてみるとわりと偏っていましたね(笑) これはもう好みの問題なのでどうしようもない。このプレイリストを再生していると好みの曲しかなくて天才だと錯覚しそうになります。私が私のために作ったんだから当然なんですけどね!うーん、でもやっぱり天才だと思う←
もし聴いていただける方がおられれば、あまりシーンを選ばないプレイリストになったかなと思っているので、通勤や家事、作業のお供や新しい音楽との出会いにして頂ければ幸いでございます◎ 6時間半あるのでラジオのような感覚で流しっぱなしにしておいてもらうのも良いかと!
プレイリストはこちら↓
◎2018年名盤レビュー
Rhye / Blood
デビューアルバム"Woman"から5年目にしてセカンドアルバムが出ました。音楽性自体は一貫していますが"Phoenix"のダンサブルなグルーヴなどライヴ映えする曲が増えた気がします。ライがロングトーンのクレッシェンドをすると毎回物理的にグッとくる感じがするのは私だけでしょうか?考える間も無く問答無用で感動します。
藤原さくら / The Moon
藤原さくら × mabanuaという私のためのようなコラボ。元々好きでしたがどうしてもドラマ主題歌にもなった"Soup"や"好きよ 好きよ 好きよ"のわりとナチュラルなイメージだったので大きな衝撃を受けました。これほどまでのスケール感が出せたんだなあ…。今回シングルのカップリングとして収録されているのは同曲のギターインストで、これがまたとてもいい。アコギ一本でここまで壮大さ、切なさ、暖かさが出せるものなんですね。余談ですがファンになったきっかけはドラマで披露したビリー・ホリデイ"Summertime"のカヴァーです。この小さくて可愛らしい見た目からは想像できない、ノラ・ジョーンズを彷彿とさせるような歌声で大人っぽくカッコよく歌っているのでまだ聴いていない方は是非。
ONE OK ROCK / Change
2018年を語る上でこの曲は欠かせない!ホンダジェットのCMがかっこよくて恋に落ちました。この曲を聴きながら筋トレをするとすごく頑張れるという研究結果が出ています(リヲ研究所調べ)。
Cosmic Child / Blue
シンガポールのドリームポップ・シューゲイザーバンド。この"Into You"という曲のイントロがもう超絶シューゲイザーでたまらない。夢の中をたゆたうような音がほんっとに心地良いですし、その中で大暴れするドラムも好きです。アルバムの中には"Untitled 1"、"Untitled 2"という1分未満のインスト曲が収録されていて、それがまたいいスパイス。アジアのシューゲイザー界隈が盛り上がってきてますね。
雨のパレード / Reason of Black Color
名盤。"Shoes"は2017年にシングルでリリースされていて、ドラマ主題歌にもなりました。すっごい良いよね…。そして"Hometown"。SOIL&"PIMP"SESSIONSのトランぺッター、タブゾンビが参加しているんですが、これがもう半端なく良い。ジャジーでチル、さらっと聴けばクール、聴き込めばホット。このホットさはわかりやすい熱さや暑さではなく炎がちろちろ燃えている大人っぽくて都会っぽい感じです。バンドのアルバムにここまで他の人をフィーチャーした曲が入ってくるのが凄いですよね。表現が難しいけれど、雨のパレードというバンドのアルバムではなく雨のパレードという音楽の世界のアルバムという感じ。表現をすることや進化していくこと、変わっていくことを恐れない、付いてくるなら付いてくればいい、という感じのスタンスがとても好きです。
YonYon & 向井太一 / Period(過程)
リリックに日本語、韓国語、英語がするっと違和感なく混ざっていて聴きやすい。トラックが心地よくていいです。前に記事にしたことがありますがYonYonはソウル生まれ東京育ちのDJ/シンガーソングライターでありながらBRIDGEという名義でイベントプロモーターも行い、海外アーティストを招請するなどクリエイターの枠を超えた活動をしているミュージシャンです。2月に大阪に来るので初YonYon!行ってきます!
ACID ANDROID / GARDEN
もう何度このアルバムの名前が出たでしょうか。リリースからどれだけ聴いたかわからないほど聴きました。ジャケットや"roses"のMVにも共通しますが、サウンドから感じる色調が抑えられた中の目を奪われる鮮やかさ、月明かりに照らされた夜闇の中で花が咲き誇る庭園のようなこのアルバムの世界観がとても好きです。まさに"GARDEN"としか呼びようがない。このアルバムに限らずACID ANDROIDの楽曲は不思議なほど何度聴いてもカッコいいし、良いし、面白いし、新たな発見がある。そして体に馴染ませていく過程がとても気持ち良くて、馴染んだらもっと気持ち良い。快感。個人的には"roses"からは薔薇だけじゃなく白檀やサフランの香りがする気がします。華やかで奥深くありながら聖らかで清潔で高貴。このアルバムから匂い立つ花と夜の香りは、一度染みつくと決して消すことはできないのです。LIVE 2019 #1のツアーでワンマンに始めて行きます。どんな世界なのか、言葉で言い表せないくらい楽しみで今からワクワクしています!
Cardi B / Invasion of Privacy
悪趣味極まりないジャケットなのですが(笑)曲はとてもカッコ良い~。聴いてからジャケットを見るとこの悪趣味さすらカッコ良く見える。リリックが笑っちゃうくらい強くて爽快なので興味があれば調べてみてください。とにかくこのアルバム全体が戦闘力が強くて大好きです。
Popof / Enforced
好き…。とにかくこのノイズが好き。どこか別の世界に飛んでいっちゃいそうになります。
Arctic Monkeys / Tranquility Base Hotel&Casino
やってくれたな…。待ってました。そして待った甲斐があった…!初期の危うげな、直前まで殴り合いをしながらレコーディングしたのか?と思う程血が滲むようなぎらつき、若さ、危うさ、エネルギーを感じる音が好きでした。今作はミドルテンポ(ではなくてもそう聴こえる)曲が多く、ロック!と言うよりもよりクラシカルな要素を多く含んだ大人のオルタナ。脂の乗った音でとても良かったです。一曲目の"Star Treatment"ではイントロで確実な変化と進化を感じ、曲の後半に行くにつれていわゆるアクモンっぽいノイズの効いた音も出てきて、このアルバムの一曲目に相応しいと思います。お気に入りの"Four out of Five"をプレイリストに入れました。
LSD / Audio (feat.Sia, Diplo & Labrinth)
とんでもないですよね。シーア、ディプロ、ラビリンスですよ…。第一弾の"Genius"はそこまでピンとこなかったのでスルーしていましたがこの"Audio"はバッチリハマりました。
all about paradise / A.A.P. 2nd WORKS
とにかく面白いです。エレクトロということ以外、一切掴めない。もっと作品を聴いてみたいです。
THE NOVEMBERS / TODAY
まず"みんな急いでいる"冒頭の水音、変態かというくらいに音が良くて何だこれは!?となりました。本当は全曲入れたかった…。このEPは全ての曲が持つ情景や空気感も含めた空間が手に取るように伝わります。目を閉じて聴いているとその世界に行ける。とても丁寧で繊細で静かで美しくて…忙しない毎日で見落としているけれど、確かに本来この世界はそういう場所。大好きなL'Arc〜en〜Ciel"Cradle"のカヴァーも素晴らしいです。そう、この曲の良いところは沢山あるけれど、一番は空気だよなあと。まるでファン仲間と語り合っているような気分になります。
Disclosure / Ultimatum
こういうのほんっと好きなんです。マリ人のシンガー/女優のファトゥマタ・ジャワラとエレクトロの融合が半端なくカッコいい。踊れる一曲です。
NIKI / Zephyr
88rising所属のインドネシア出身のシンガー。耳馴染みがよく心地いい歌声が好み。いつまでも聴いていられる気がします。
WONK / GEMINI:Flip Couture #1
リミックスと新曲を一曲収録したアルバムです。DJスピナが参加しているのですが、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、エミネムなどのプロデュースをしていた方です。…凄すぎません?マンハッタンの摩天楼や、朝焼けのノスタルジーとエネルギーの両方を感じるリミックスで良い。他のリミックスも曲の新たな側面を知れて面白いです。そして新曲"Small Things"。最高に良い…。しっとり、でもソウルフル。そして重すぎず軽すぎず、絶妙なんですよね。この曲を聴いているときは重力から解放される感じがします。ギターソロ震えるなぁ…。名曲です。一体WONKはどこまで行くのでしょうか。絶対に見逃せない。Twitterで次のアルバムの制作を始めたことを書かれていたので、とても楽しみにしています。
LUCKY TAPES / 22
メジャー進出第一弾EP。邦楽慣れした耳でも聴きやすいメロディラインにファンクなノリ。確実にもっと人気が出るんだろうな。"22"や"MOOD"は休日のドライブにぴったりです。今回プレイリストに入れた"ENCORE"はたった1分8秒ですが、素晴らしいです。ライヴの美しさが詰まった1分8秒。初めて聴いたときはたくさんのライヴで味わってきたいろんな感情が湧き上がって泣きました。ライヴが好きなあなたの琴線を必ずや揺さぶるはず。
Various Artists / アダムとイヴの林檎
椎名林檎のトリビュートアルバム。こういうの求めてた…!まさかのMIKA始めとんでもないアーティストが集結しました。選べないけどあえて選ぶならRHYMESTER。半端なくカッコいいですよね。
Shawn Mendes / Shawn Mendes
"Lost in Japan"良い。歌詞をざっくりとまとめると恋人が遠い日本にいて会いに行きたいという内容です。MVが東京であって東京ではないのが面白い!他も"In My Blood"、"Where Were You in the Morning?"やカリードが参加している"Youth"が気に入っています。
Shawn Mendes & Zedd / Lost in Japan (Remix)
この曲はどうしても並べたかったので発売日順では無いですがご了承くださいませ。勿論オリジナルも良いけれど、やっぱりZeddは凄い。音を4次元で支配できる人はこの世に何人いるんだろう。ナイフという歌詞に合わせてシャキン!という抜刀の音を入れる遊び心よ~。好き。
Lily Allen / No Shame
2014年、大ヒット曲"Air Balloon"が収録されたアルバム"Sheezus"から四年ぶりのアルバムリリースでした。待ってた…!四年という月日が流れたからか、随分大人っぽく洗練されたサウンドになった印象です。ポップアイコンから歌姫への進化を感じました。
Lykke Li / so sad so sexy
ノリが良くてよく聴いてました。10曲目の"utopia"も好きです。
5 Seconds Of Summer / Youngblood
日本を舞台にしたMVがかなり話題になりました。オーストラリアのバンドなのですが、そのサウンドと日本のロカビリーが絶妙にマッチしていてすごくカッコいい。MVは車椅子で手を取り合う老夫婦の「60年間、ありがとう」という台詞でスタートします。死期が迫ったふたりは揃って薬を飲み、ロカビリーでキメた若かりし頃の姿に戻って仲間と共に踊り、歌い、戦い、愛し合い残りの時間を過ごすというストーリーです。若かりし頃の姿に戻ったお互いを見た表情がすっごく良いんですよね。恋!って感じで。まだ見ていない方は是非ご覧になっていただきたいです。このMVに限らず5SOSはONE OK ROCKの楽曲に参加したりと日本との繋がりが深いバンドで、このアルバムには"Woke Up in Japan"という曲も収録されているので必聴!
BLACKPINK / SQUARE UP
大好きブルピンちゃん。コーチェラ出演決定おめでとう!DDU-DU DDU-DUと特に好きなFOREVER YOUNGを選んでみました。このティンバレス…ではないと思うけど胴の浅い、ラテンなパーカッションの音が好きです。このアルバムは特にロゼとジスの歌唱力が目立ちますね。Dua Lipaとのコラボやコーチェラ出演などなど、ワールドクラスの活躍がこれからも楽しみです!
HYDE / WHO'S GONNA SAVE US
どの曲を選ぶかとても迷ったのですが、ソロ始動第一弾のシングルということでこの曲にしました。この曲自身に大きなエネルギーがあるけれど、まだ秘めたものを感じます。これから更に高く飛ぶ決意を確信する一曲。黑ミサ、素晴らしかったです。
清水翔太 / WHITE
シングルカットされた"Good Life"が大好き。リリックが最高ですね。「良い人生 悪い人生 俺以外Judgeする権利はない」ん〜〜カッコいい。クローズハイハットの打ち込みが効いたトラックも良いです。"Friday"もよく聴いてました。清水翔太がいわゆるラブバラードのイメージが強いのは仕方ないことだと思いますが、そこに拘らずカッコいい音楽を作り続けているからこそファンであり続けられます。これからも楽しみ。
Lost Kings / When We Were Young
気持ちいい。好き。メロディアスなシンセに揺られて踊っている時が幸せ。ジャケットがこれまた良いです。お気に入りは右下の犬のコスプレ…?をしている写真。
YonYon & SIRUP / Mirror(選択)
お気に入り。音とリリックの言葉選びが無邪気ですよね。楽しんでこの曲を作ったんだなということが伝わってきます。テンポ感とビートも心地よいし、流石。
Years&Years / Palo Santo
ポップで良い!圧倒的にポップ。時にポップは時代から置き去りにされがちというか、ポップ(笑)みたいなところがあると思いますが、彼らは全く違いますよね。新たなポップを生み出し続けている感じがします。
KIKUMARU / 711
よく聴きました。 ヒップホップのビートはありつつも上品に仕上がった都会っぽいアルバム。クラシカルな要素もわりと入っていて、普段ヒップホップを聴かない人にも触れやすいと思います。
Wet / Still Run
静かで強い。"Lately"も好きだし、"This Woman Loves You"も心地よいサウンドと時に力強いヴォーカルが好きでよく聴いてました。
FEVER 333 / Made an America
このバンドは前に記事にしているので今更書くことはあまりないのですが(笑)、やっぱり何度聴いても血沸き肉躍っちゃいますね。ニューアルバム"STRENGTH IN NUMBER333RS"は2019年リリースなので載せられていないのですがとにかく熱くて良いので是非!
TETSUYA / I WANNA BE WITH YOU
突然てっちゃんの曲だけを聴く時期が定期的に訪れます。このアルバムを聴いていて思いましたが、本当に歌がうまくなりましたよね…。プレイリストの雰囲気的に"FATE"を選びましたが、全曲同じくらい好きです。"Eureka"のティンパニがもう大正解すぎて感謝したくなるくらい(何目線)。歌詞もとてもストレートに伝わる。てっちゃんの世界、好きです。
Amber Mark / CONEXAO
ベルリン出身のR&B女性シンガーで、ハスキーで自在に硬度を操る歌声が魅力的。低音域が広いので曲によって男性に聴こえたり女性に聴こえたりもします。力強く、太くなりそうでギリギリならないこの絶妙な力の抜き加減が上手い…。これからの活躍に期待大です。
88rising / Head in the Clouds
まず88risingとは何ぞやという話なのですが、日系アメリカ人のショーン・ミヤシロがニューヨークを拠点として設立した企業で、アジアのストリートカルチャーをメインに扱いマネジメントからプロモートなど幅広く行う芸能事務所のようなものです。既に世界のヒップホップ、R&Bシーンでの注目度は高く、先日の来日公演では人気の高いJojiとNIKIのキャンセルがあったもののKOHHをゲストに迎えていわゆるアジアへの"逆輸入公演"を見事成功させました。このアルバムはその88risingに所属するアーティストが集結しています。
Yogee New Waves / CAN YOU FEEL IT
ポカリスエットのキャンペーンソングです。出世しましたね…。学生時代の夏を思い返すともう少し色あせていて、でも確かにきらめいていたなあなんて思います。歌詞がとてもきれいで、ふわりとした言葉や色づかいから無限に情景が描けるようないい詞。これから時代を超えても夏に何度も聴くと思います。
青山テルマ / HIGHSCOOL GAL
名盤かどうかはわかりませんが、面白くてよく聴いてました。子供の頃はギャルに憧れていたので色々と思い出します(笑)三度の飯より盛りたいプリですよ。この感じが懐かしい…。
SIRUP / SIRUP EP 2
シティポップキング(と勝手に呼んでいる)SIRUP。チケットがことごとく取れませんわ…。このグルーヴ感がすごく心地よい。あからさまにヒップホップ!というわけではなくて、色んな音楽がすごくバランス良く沢山混ざって唯一無二のシラップの音になっているように感じます。聴いていると街を歩きたくなりますよね。Do Wellがホンダ/ヴェゼルのCMソングに大抜擢されました!おめでとうございます。
DIRTY RADIO / Pleasures (feat. Jafunk)
カナダ出身のバンド。とにかく踊れます。
揺らぎ / Still Dreaming, Still Deafening
シューゲイザーが持つ優しさの部分が前面に出たアルバムだと思います。この浮遊感、聴けば聴くほど癖になってしまう。
Perfume / Future Pop
ここ数年は新曲を出すたびにカッコよさが増していますよね。先日の東京遠征のときにこの"TOKYO GIRL"を聴きました。東京タラレバ娘、面白かったなぁ。
Disclosure / Moonlight
ディスクロージャー2枚目の選出です。ひたすらにクールな音が良い。踊れます。
VaVa / Virtual
このアルバムは大のお気に入りです。特に"現実 Feelin' on my mind"は名曲と言わざるを得ません。朗々としたトランペットアンサンブルにノクターンのようなピアノに8bitのシンセにラップですよ。なんだこの組み合わせ…!何度聴いてもときめきます。懐かしさと愛おしさを感じずにはいられない。一曲目の"Call"ではiPhoneデフォルトの着信音のサンプリングがあったりトラックが面白い。VaVaは最初からラッパーだったわけではなく、音楽活動はビートメーカーから始まってラッパーとして活動し始めたのは2018年からなのです。ビートメーカーとしては平井堅"魔法って言っていいかな?"のオフィシャルリミックスを手掛けるなど幅広い活動をしており、今後の活動が楽しみです!
HONNE / Love Me / Love Me Not
大好き。踊っちゃいますよね。アジアツアーがとても楽しみ。大阪公演に遊びに行きます。結局記事がまだ書き上がっていないので、ライヴの感想と合わせてまたアップしたい。…がんばります。
Olafur Arnalds / re:member
たまらない…。晴れた日に外を歩きながら"unfold"を聴いていると涙ぐんでしまう。美しい音だけで構成されています。
mabanua / Blurred
名盤。これは凄い。mabanuaはドラマーでありながら様々な楽器を扱うマルチプレイヤーで、更にプロデューサーでもありGotch、矢野顕子、米津玄師、ゲス極、くるりなど(沢山いるので詳しくは調べてください)に関わっていて、Jurassic5やTAHITI80なんかの海外アーティストとも親交を持ついわゆるとんでもなくスゴイ人。そしてこのアルバムはとんでもなくスゴイ。このアルバムのmabanuaの音は綿100%の布のような、誰であろうと包み込む柔らかさが魅力だと思いますが、その柔らかさの中での表現の幅広さがとても良いです。デジタルがここまで柔らかいって面白いですよね。二曲目の"Blurred"という曲で一目惚れ(一聴惚れ?)しました。陽の光、それも夏のぎらついた太陽と言うよりは春や秋、冬の視界がちらついて揺らめくような、風のつめたさの中の陽だまりの暖かさを感じる一曲です。三曲目"Heartbreak at Dawn"は冬の夜のイルミネーションや車のテールランプの連なりの輝きがぼんやりと揺らめくようなイントロが心をグッと掴みます。そして歌詞がとても良い。恋人と別れ、ひとりでクリスマスへ浮足立つ街を歩いているイメージが浮かびます。「夜明け前」という単語が入っている通り、鼻腔がつんと痛むような空気の冷たい季節に夜から朝へ、空がぶどう色からみず色へ変わりゆくのを背景に動き出す街の息吹を感じるような気もします。mabanuaの音はギラギラ、ピコピコしているわけではないけれど、柔らかさと無機物感の共存に都会的な街を感じますよね。こういう音を本物のシティ・ポップと呼ぶのではないでしょうか。
思い出野郎Aチーム / 楽しく暮らそう
いい曲作るなぁ…! とても好きなバンドで、当ブログの名前"ダンスに間に合う"もこのバンドの曲名をお借りしています。曲調もわりと明るくて晴れた休日に似合うようなものが多いのですが、ベースに悲しみや空虚さ、辛さなどがしっかり入っていて、それでも踊って楽しもうぜ、というスタンスが大好き。「楽しく暮らそう ときどき踊って 絶えない悲しみを笑い飛ばそう」。間奏で一度アンニュイにしっかり落とし込んでからギターと共にまた明るくなっていくところがお気に入りです。本当に楽しさ100%で暮らしていたらわざわざ楽しく暮らそうなんて言わないし、そんな曲は作らないじゃないですか。そういうところに惹かれます。
BROCKHAMPTON / iridescence
サマソニ!決まりましたー!やったー!しかもチェンスモと同日…激アツです。このアルバムはとても流行りましたね。他の方のベストアルバムでもよく見かけました。正直少し予想外というか、このままアッパーでハードな方向に振り切るのかなと思っていたので良い意味での裏切りでした。全体を通して聴きやすいアルバムだけど音楽性はさらに増して尖っている部分が多いですね。"THUG LIFE"のうっとりチルな感じや"DISTRICT"のメロディアスな感じなどなどとても好き!
ZERB & Giulia Be / With You
まずジャケットが可愛い!サウンドはここ最近の流行りな感じですが、落ち着いたヴォーカルが良いですね。
Easy Life / Nightmare
今年Easy Lifeはよく聴きました。また後にもう一曲出てきますが、メロディラインが心地よくて、音楽が素朴なんだけどちゃんと現代的で、波形のノリに身を任せるのが気持ちいいです。壊れたトランペットみたいな音が良い。
LOGIC / YSIV
テンションを上げたいときはこれを聴くに限る!"100 Miles and Running"が大好きで、リリックには我らがジャパンも出てきます。
Came a long way from G'burg
Puttin' in work like Ferg
New York, to L.A., Hawaii, Japan
DJ Snake / Taki Taki (feat. Selena Gomez, Ozuna & Cardi B)
…日本では歌詞で物議を醸した曲ですが、歌詞抜きで曲が好きなので入れました。はい!ノリが良くてよく聴いてました。BLACKPINKのリサがこの曲を踊っているのが最高にカッコよくて未だに頻繁に見ます。
Sia / I'm Still Here
歌詞がとても良い。ざっくり要約すると自分の過去や自分そのものとの戦いを歌っています。 シンプルなメロディとそぎ落とされた演奏だからこそストレートに胸に入ってきました。
問答無用で最高じゃないですか。何も言うべきことはありません。評価も講評も野暮。最高!
LANY / Malibu Nights
"Taking Me Back"の間奏のシンセが!最高! アルバムタイトルにもなっている9曲目の"Malibu Nights"も、このアルバムを聴いてよかったな、と思える心地良い余韻を残す曲です。
LINES / People (feat. Adele Kosman)
一発目の音聴いた瞬間に好き!ってなりました。とてもアッパーなんだけどテンポは意外と早くなくて、だからこそこのテンションを最後まで保てるというか。ジャケットも目に刺さるデザインで良いです。
MØ / Forever Neverland
強い…!!!是非"Intro"から通して聴いてほしい。レコードのようなノイズから始まるのです。"Way Down"は尺八でしょうか?和楽器っぽい音が使われていて、日本人的にもグッと来ます。アルバム通して全然エレクトロポップに収まりきってなくて、いろいろてんこ盛りのとにかくカッコいいダンスアルバム。ムーの世界を追求することに迷いがない音。4月に来日決まりましたね!なぜ大阪に来ないのだー。
RÜFÜS DU SOL / SOLACE
ルーファス・デュ・ソル。オーストラリア出身のエレクトロ・トリオ。日本ではまだそこまで注目度は高くないと思いますが、世界的に人気が高まっています。ジャケットもとても綺麗で独自の世界観があって、そりゃ売れるよなあという感じ。ノれるんだけど簡単には解放させてくれない感じが聴けば聴くほど癖になります。
入江陽 / はとバス
意味がわからなさすぎて癖になります(笑)この曲を聴きながらはとバスに乗ったら異世界に行けそう。
Joji / BALLADS 1
サイケでサイコな天才、Joji。88rising所属です。トリッピー・レッドとのコラボなど盛りだくさんのスペシャルなバラードアルバムが届きました。このメロウな浮遊感がたまらないです!大阪出身ニューヨーク在住、オーストラリア系日本人であり元ユーチューバー…らしいのですが情報が多すぎてちょっとわからない(笑)私が唯一好きなユーチューバーのkemioと仲が良いっぽくてなんとなく嬉しい。
米津玄師 / Flamingo / TEENAGE RIOT
2018年の邦楽の顔を考えてみると米津玄師かなと思います。Lemonはもう皆さん聴いているのであえて入れなくてもいいかなと思って外しましたが、このFlamingoがオリコン1位を取れるというのがまだ日本にも希望があるなと思ったり。流行にさえ乗せたら面白い曲もちゃんと売れるんですね。
ROTH BART BARON / HEX
すごく良い!ファーストアルバムである「ロットバルトバロンの氷河期」が好きでよく聴きます。「ATOM」があってこれは三枚目のアルバムですね。前作、前々作と比較して良い意味でポップに振り切ったけどちゃんとロットバルトバロンの音で、こういう側面もあるんだと感動しました。これまでこのバンドの曲を聴くのはスケールの大きさ、緻密さ故にわりと気合が必要でしたが、もっとフランクに聴いてもいいんだなと思えました。詞もわりと直接的なものが増えましたよね。特別な世界を保ちつつも日常に寄り添うことができるバンドになったことを感じるアルバムです。
古舘さんラップできたんだという衝撃。「AIスピーカー止めて 進めお前の獣道」カッコ良すぎる!SALUのコラボはことごとく当たりますね。
Imagine Dragons / Origins
リリースのスパンが凄いですよね。前作のアルバム"Evolve"から約一年半くらいしか開いていませんよ…。それでこのクオリティというのが空恐ろしいです。
THE YELLOW MONKEY / 天道虫
とんでもなくオルタナ!元々"SPARK"と"BURN"くらいしか聴いたことがなかったのですが、すごくカッコよくて驚きました。まだ手をつけられていないのですが、もっと他の曲を聴いてみたいです。
The Smashing Pumpkins / SHINY AND OH SO BRIGHT, VOL.1
只今勉強中のスマパンの新譜。この"Knights of Malta"、一曲目からすごく心を掴まれました。ゴスペルっぽくソウルフルに歌い上げるコーラスに絡みつくギターがたまらないです。
JENNIE / SOLO
BLACKPINKジェニのソロ第一弾。曲は勿論ダンスが良い。I'm going solo lo lo lo lo loのところが特に好きです。MVではコインランドリーで服を脱いでシャネルのレオタードになるじゃないですか。もう最強の女感がビシバシに出ていてたまらないです。
Billie Eilish / come out and play
17歳!ですよ!(発売当時16歳)Appleが冬のホリデーCMソングに大抜擢したことでも話題になりましたね。この曲が聴こえてくると話を止めてテレビを見てしまいます。Siaを彷彿とさせるような透明感とひそやかでありながら確かな表現力。雪の結晶のような歌声にこれからの期待をせずにはいられません。
[Alexandros] / Sleepless in Brooklyn
これはもう聴くしかない。[Champagne]時代はよく聴いていたのですがバンド名が変わると同時に離れてしまいました。でも、もう認める。これはカッコいいよ。(←何様だ) ワタリドリがリリースされた時からいい感じになってきたなと思っていましたがこのアルバムは決定打でしたね…。特に"Mosquito Bite"から"I Don't Believe You"の流れが心をくすぐって仕方がない!"MILK"なんか最高ですよね。久しぶりにライヴに行きたくなりました。
THIS IS JAPAN / SUNNY
THIS IS JAPANという名でSUNNYでスカなリズム、明るくて良い!このバンド名じゃなければここまで気に入らなかったと思います。良い。
Grimes / We Appreciate Power (feat. HANA)
大サビの衝撃。そうきたか〜!って思わず言っちゃいました。最近ではなかなかここまで展開する曲は珍しいと思います。狂詩曲っぽくて面白い。
THE 1975 / A Brief Inquiry Into Online Relationships
素晴らしいですよね。これはアルバムでリリースする価値がある。お気に入りの一曲を選びましたが、これは一曲目から最後まで通して聴くからこそ完成すると思います。出来るだけシャッフルとかはせずに聴きたくって、本で例えると短編集です。登場人物が共通していて、すべて読めばようやく意味がわかったり、物語として完成するような…そういうアルバムです。サマソニとても楽しみです!
MIYAVI / SAMURAI SESSIONS Vol.3 - Worlds Collide
このシリーズ大好きです。カッコいいアルバム、というかこういうアルバムを出せることがミュージシャンとしてカッコいい。昔の雅を見ていた頃はこうなるとは全く思っていなかったので、突き進む姿を見せてもらえて幸せです。
Amunoa / Rusty Door
長野在住のトラックメイカー。収録されている三曲すべて好きなのですが特にLASER LIPSはテナー(かな?)サックスの絶妙なかさつきと洗練されたリズムセクションが良い。このビートが心地よすぎていつまでも揺られていたいです。
Coldplay / Love in Tokyo
日本限定のライヴアルバムが出ました。日本公演のみの音源ではなく、様々な公演から至極の曲たちが集められています。Coldplayはよくライヴ音源をリリースしているようなイメージがありますが、その中でもこれはメチャクチャ良い。特にParadiseのトランスっぽいライヴアレンジが最高に良いので是非!フルで聴いてみてください!
Easy Life / Temporary Love
二度目のEasy Life。この曲もウェイビーで心地よい。アナログとデジタルのバランスが良いです。
Creepy Nuts / よふかしのうた
某ラジオでよく流れているので好きになりました。ジャケットがすごくシンプルで良いのです。この某ラジオにピンと来た方がおられれば是非、仲良くなりたい…!
ぼくのりりっくのぼうよみ / 没落
ぼくりり、そこまで興味は無かったですがこの"人間辞職"という曲は好きです。矛盾だらけのこの詞が本心なのでしょうね。この曲にジャジーを混ぜたセンスも好き。色々騒がれていますが、すっぱり辞めるのも潔くて良いと思います。
七尾旅人 / Stray Dogs
優しいアルバム。曲数の都合で入らなかったのですが"DAVID BOWIE ON THE MOON"という曲がとてもいいです。リアルタイムではあまり知らないけど、alcoveで少しデヴィッド・ボウイに触れて好きになったところだったのでより響きました。先日偶然夜中にテレビを見ていたらNHKの"おやすみ日本 眠いいね"という番組に出演されていて驚きで目が覚めましたよ(笑)NHK、センスいいなあ。
Your Smith / Bad Habbit (Japanese Wallpepar Remix)
この曲のオリジナルは以前記事にしていますがリミックスがリリースされました。調べてもJapanese Wallpaperの日本語の情報が出てこなかったんですが、Facebookを見る限りオーストラリア人らしいです。なんでその名前にしたんだろう。謎。いつか日本のメディアに取り上げられてほしい。
長谷川白紙 / 草木萌動
現役大学生が10代最後にして初めてリリースしたアルバム。ジャズやエレクトロなど様々な要素が溢れんばかりに詰め込まれた曲たちを聴く1回目はただ圧倒されるばかり。半端なく面白いです!
Chara / Baby Bump
"やさしい気持ち"のイメージしかなかったので、カッコよくて驚きました。このアルバムのテーマは「愛を身ごもる」だそうな。良い。"愛のヘブン"という曲がお気に入りです。LUCKY TAPESとコラボしたり、最近活動的でとてもいい感じですね。
Ella Mai / Ella Mai
大ブレイク中の大型新人が出したアルバムです。クリス・ブラウン、ジョン・レジェンドなどが参加していることからも業界の期待を背負っている感じがビシバシ伝わってきますよね。ハスキーで懐の広いヴォーカルが素晴らしいです。
星野源 / Pop Virus
好きです。いわゆる邦楽らしいメロディラインなので万人が聴きやすくて、尚且つサイバーチックなシンセやファンクなグルーヴはわりと耳の肥えた方々もおっと思ったのではないでしょうか?どれだけ忙しくてもしっかり音楽活動に軸を置いて創作の時間を取って、クオリティの高いものをリリースし続けていることが素直に凄いなと思います。
曾我部恵一 / There is no place like Tokyo today!
年末ラルクリロスで急に病んだときにこのアルバムをずっと聴いていました(笑) 特に"ヘブン"のトリップ感よ。ギターの音づくりがとても良くて身をゆだねられます。
Jamie Cullum / The Song Society Playlist
最後の最後に素晴らしいアルバムが届きました!長年ずっと大好きなジェイミー・カラムのカヴァー・アルバムです。配信限定というのが惜しい。これは円盤と言う形でちゃんと持っておきたかったですね。新旧さまざまな名曲のカヴァーが収録されていますが、すべてちゃんとジェイミー・カラムの音になっていて良いアルバムです。とても嬉しいクリスマスプレゼントでした。
◎おわりに
果たして最後まで読んだ方はおられるのか…?おそらくいないでしょう(笑)
大変だったけど再び音楽にずっぷりハマった2018年の振り返りがしっかり出来てよかったです!
2019年も既にカッコいい曲が沢山リリースされているのでまた年末に、今度こそ年内に(笑)同じようなプレイリストを作りたいなと思っています。がんばれ!未来のわたし!笑
ではまた。
黑ミサ2019
昨日 2019年1月29日 黑ミサをライヴビューイングで観てきました!とても良かった…。感動しました。
気持ちが溢れてこのままでは眠れそうにありませんので!レポートではなく、感想を少し。ネタバレあります。(現在私生活が慌ただしい為、今回はレポートを書く予定はありません)
特別熱狂的なハイヲタというわけではない、音楽ファンでドエルの端くれの感想文なのでさらっと読んでくださいませ。
客入れBGMは静かな男声の賛美歌か聖歌。開演前から空気感が作られていてとても良い。
◎曲感想
EVERGREEN 「この場所でこの曲をやる日が来るなんて」という言葉と共に歌われた。ライヴだからなのか、歌唱力・表現力が増しているからなのか、黑ミサだからなのか、和歌山という場所だからかわからないけれど、溢れるように見たこともない、きっとHYDEさんがこの曲に込めたのであろう沢山の情景が目の端を掠めて流れてゆく。
DEPARTURES 本当にいい曲だなー…。この曲が発売された時は生まれたばかりなので記憶が無くて、HYDEさんが歌わなければもしかしたら私の中ではただの過去の名曲だったのかも。曲も歌詞もとても素晴らしくて、他の小室哲哉さんの曲も含めてもっと聴きたくなった。そう思わせるカヴァーは大正解だと思う。リスペクトと愛をひしひしと感じた。
ラルクの曲は当然ですがラルクではない演奏で、この曲にこういう側面があるんだ…と、いちいち驚きながら聴いていた。アレンジの問題ではなく、奏者が代わるとこうも…こうも、違うものになるとは。
曲の印象もかなり違った。特にHONEYが顕著で、ラルクだと死を前にして来るなら来い!というような勢いを感じるけれど黑ミサはもう死んだ後。ラコースティックも似たアレンジだったけど受ける印象が違った。今回は死を意識する間もなく死んで、最後の審判の順番をどこかの部屋で待ちながら「あ、私死んだんだ」ってふと気付いて納得する感じ。天国のようなふわふわした心地よさと、確実な死。悲劇的でもなんでもなく、確実に待ち受ける未来。直前のMCも合わさってそんなイメージを受けた。「あ、私死んだんだ」って気付いたときに、やりたいことやりきったなって思えるように頑張らなきゃですね。
永遠 49歳最後にも歌われたこの曲。大好き。このメロディラインは常に球体が膨らんだり縮んだり、また膨らんだりしていて、HYDEさんの愛の形そのものなんだと思う。
星空 聴けてよかった…。ラルクを好きになったのは他のきっかけがあるけど、そこから虜になったのはアルバム"AWAKE"を聴いたことがきっかけです。この曲のストリングスを生で聴きたいとそういえば子供の頃思っていたなー…。ビューイングだけど、聴けたよ。夢がひとつ叶いました。大人になった今改めて染みる詞と、浮かぶ情景。かつて和歌山の山奥で星空を見たことがある。あれはさそり座、あれは夏の大三角形と指差してはしゃいだ。ずっと見上げていると目が慣れて弱い光の星も見えて、視界いっぱいに満点の星空。まさに降り注ぐ夜空なのです。まだ和歌山におられる方、これから訪れる予定がある方は是非夜空を見上げてみてください☆
White Fethers 突然のkenちゃんサプライズ登場!からのこの曲。本当に…この曲を歌えるのはhydeさんしかいない。降り注ぐ羽に驚いた後、心から嬉しそうに笑ったhydeさん。肩を寄せ合うふたりも、鳴る音も、すべてが嬉しくて涙が止まらない。
◎感想
観てよかったです。HYDEソロ、VAMPS共にそこまで熱心に追っていたわけではないので大丈夫かな?と心配していたのですが杞憂でした。とても感動しました。
kenちゃんが作曲をする時に、こんな曲どこの男前が歌えるんだよとか、こんなゴージャスな曲作ってどうするのとか、そんな悩みがあったけどhydeさんに出会ってその悩みがなくなった、というようなことを仰っていて。
hydeさんの歌声とkenちゃんの曲の親和性というか、世界が合わさった時に何倍にもなる感覚は聴いている側でも凄まじいものがあるので本人達ははるかに気持ち良いだろうなと思います。
先日のラルクリスマスや今回の黑ミサを経て思いますが、数多の出会いはすべて偶然だけど、その中から運命を掴み取ってほどけないように紡いできた今のL'Arc~en~Cielがとても愛おしいし、また会いたいです。
MCでは子供の頃いじめられたり悔しいことも沢山あった、と仰っていましたが、そこでくじけずに人生を正解にしていくのは自分次第なんだな、とHYDEさんの姿を見ていると思います。HYDEさんは生まれた時から私たちとは違う特別な存在だったわけではなくて、そりゃ才能や美貌、運もあるだろうけどそれ以上に努力して、沢山悔しい思いもして今あの場所に立たれているわけで。ならば私たちも恐れずにくじけずに自分の人生を生きることがファンとしてHYDEさんに誇れる生き方なのかな、と思います。
私は子供の頃に星空を聴いていて、「戦争は良くないな、戦火に怯える子供たちがいつか穏やかに笑って星を見上げられる日が来るといいな」と思って泣いていました。でも今回聴いて、一連のMCだったりHYDEさんの姿を見ていて、まずは自分の周りの人が穏やかに笑っていられるようにすることが大切なのかな、と。そしてきっとHYDEさんもそうされているような気がします。
音楽関係者だけでなく、HYDEさんが出会ってきた方たちを大切にしてきたからこそ今回の黑ミサの成功に繋がったのでしょうね。
◎おわりに
心の一番深いところに小さな炎が灯ったように、とても暖かい気持ちになったライヴでした。このライヴに関わったすべての人、HYDEさんの人生に関わったすべての人、そして、HYDEさんに最大限の感謝を。ありがとうございます。
最後に…ハッピーバースデー!