2020/1/9 L’Arc~en~Ciel MMXX 大阪城ホール

途中まで書いてアップするのを忘れてたので、中途半端&今更ですが公開しときます。

MMXX初日(少し10日も含む)感想文です。

よければどうぞ~!

 

◎ステージについて。

八角形のセンターステージ。四方に花道あり。

八角形を面で覆うような昇降型の少し透けるスクリーン。

客入れ時は降りていました。

 

◎オープニングBGM

アナウンスがあった通り、メンバーセレクトのオープニングBGM。この日はyukihiroさんセレクト!至福のとき…。

スクリーンにアーティスト名、曲名、選曲者が表示されるという親切使用。 

まさにalcove in 大阪城ホール状態に大興奮。個人的には好きなアーティストがたくさんおりニヤケが止まりませんでした。知らなかった曲を聴けたことも嬉しかったですし、新たに好きになった曲も。贅沢な時間でございました。

 

◎物販CM

そんなalcove状態にいきなり差し込まれるスターウォーズでお馴染みのあの音。ラウンドタオルの物販CMでした。スターウォーズパロでとても手の込んだ感じ。パロといえばtetsuyaさん。きっと発案者だろうなぁと妄想しニヤニヤ。

 

 

◇ライヴ 

定刻より約20分遅れ暗転。

それだけで悲鳴が飛び交う会場。

レーザーが飛び交う中かなりアッパーな感じのオープニング映像。声はhydeさん。

emotional cool drummer! yukihiro!!

amazing fantastic bassist! tetsuya!!

king of beast, king of guitarist! ken!!

and...

crazy unbelievable monster vocal! hyde!!

だいたいこんな感じです。

 

映像が終わると共に間髪入れずにエンジン音。

スクリーンには燃え上がる炎。

つまり…

 

Driver’s High

ドラハイだー!!! イントロと共にスクリーンが飛び、ステージが露わに。Cブロックからはyukihiroさんの背中が見えてあまりにも贅沢な光景にひっくり返りそうになりました。そしてアリーナ音が良い!!!以降興奮しすぎて曲中の記憶がぶっ飛びました。

 

Round and Round

yukihiroさんのドラムがかなり荒ぶってた印象。フィルがかっこいい!腕が絡まらないのか心配になる速さで動いていました。"笑えない〜"あたりでのギターの裏拍、跳ねる鋭さが快感。そして…脳内の青木パンクが…めっちゃうるさい…笑

 

Lies and Truth

シンバルのキメのまま腕を伸ばし、その勢いで体を後ろに少し仰け反らせたときに重心が少し傾いたように見えたので、落ちそうで危ないと思い無意識に受け止めようと手を伸ばす私(何やってんだ)。シータを受け止めるパズーか。Round and RoundかLiesかどっちだったかな…多分この曲。

360度ペンライトが揺れる景色に国立を思い出しゾクゾクとしました。

 

-MC-

h「L'Arc~en~Cielです!」

h「2020年!まさかツアーをやるとは思ってなかっただろ?俺は思ってなかった!」 

明け透けwwwww

 

Pretty girl

ま、ま、ま、回った!!!ステージ回った!!!!

だいすきプリガ!!!爆踊り。

 

Vivid Colors

冒頭の"Vivid Colors..."で昇天。

 

LOVE FLIES

素晴らしかったです。何がどうかというのはもう言葉になりません。何から書いても取りこぼしてしまうような気がする。

この曲のラルクはひとつの生き物のようでした。曲の世界、と言うには濃すぎる密度。

アリーナで聴いていて、何かの大きな生き物の体の中に入ってしまったような感覚になりました。曲が進むにつれ質量を増す大きなうねりに翻弄されるままに音に溺れて、埋め尽くされて、重力からも解放されたようで…気持ち良かった。うまく言葉にはならなくて悔しいのですけれど。

LOVE FLIESラルクの楽曲の中でも別格に好きで、ラルクオルタナを象徴する曲だと勝手に思っているので本当に聴けてよかったです。

 

曲終わりで暗転。

電子音に合わせてステージ上から小さなLEDがいくつも降りて来て、姿を変えながら少しずつ形作られてゆく。あまりの美しさに言葉を失う会場。

 

瞳の住人

小さなLEDでの演出が…もう、本当に素晴らしかったです。

ステージを囲む光と、中心で複数の円が縦に連なる光。

音楽と演出の融合が素晴らしく、自分の体の感覚すら失って曲の空間に完全に入っていました。

この一曲の間、まるで魔法をかけられ、時が止まっていたような感覚。永遠のような刹那。

曲が終わり、何気なく自分の頬に触れたらびしゃびしゃに濡れていて、ようやく泣いていたことに気付きました。

 

また、翌日の10日は立見席での参加。初日と同じ演出のはずなのに圧倒されました。

なぜなら、アリーナでは見えないステージの全体像を俯瞰で見ることができたからです。

立見席から見て感じたのはステージという空間の美しさ、尊さ。そして、奇跡のようでいて確かにこの目で見ている現実でした。昨日見たのは夢でも魔法でもなかったんだ。

繊細な演出と音の融合、これがラルクのライヴの醍醐味だと思います。ただ心を奪われました。

 

XXX

イントロの音が鳴った瞬間に空気が一変。ぱちんとしゃぼん玉が弾けるように、魔法がとけたように空気が変わったのが印象的。

kenちゃんのギターが吠えてました。凄かった…。kenちゃんが本体なのか、kenちゃんの中を荒れ狂う音が本体なのか…なんてことを思うほどに圧倒されました。

 

曲が終わり、テクノ風のSEと会場を駆け巡り煽るレーザーで繋げられた曲は…

 

DRINK IT DOWN

キタァァアアア!!!!!SE、イントロに続いて入ったドラムの推進力が印象的。体のビートを引っ張られる感覚が快楽でした。何よりこの曲ほんっっっっっとにカッコいいな!!! 特に間奏、かっこよさが臨界点突破してました。

 

Shout at the Devil

イントロ終わりのチャイナとスネア!!!決まったァー!!!!!! コンマレベルでジャストでめちゃくちゃ叫んだ。最高すぎ。この一音が今回のライヴのキモ。心臓を貫くほどの鋭さがある音に串刺しでした。ドラム神がかってた…。鬼神だった…。

そしてhydeさんが真実の旗を振りかざしていた気がします。黒い布地に白字でLと書いた旗。興奮しすぎて記憶ない☆

 

曲終わりでステージを取り囲むスクリーンが降り、その中でドラムソロ(ではないんですよね、yukihiroさん的には)。

ライヴの勢いそのままの濁流のような高音→低音の高速タムに失神しそうに。あまりドラムソロ(ではない!)でフロアタムを叩いている印象がないので大歓喜&大絶叫。スクリーンには内部の映像が映し出され、yukihiroさん越しにスクリーンの黒い骨組みが映っており、まるで檻の中で叩いているかのようでした。かっこよかった。熱かった。とにかく熱かった。

 

興奮、絶叫、そして放心状態。

 

-転換SE-

映像はビル、人など。そしてピラルク。笑

 

REVELATION

奇跡が起こりました。

私の座席は花道の近く。イントロ中、周りの尋常じゃない歓声に驚いて花道に目を向けると、丁度yukihiroさんがギターを持って目の前の花道横の隙間から出てきて階段を登られるところだったのです…!

yukihiroさんは階段を登ってすぐ花道先頭へ移動。

 

この時点で大パニック。

ゆきひろさん めのまえ いた おれ たしかに このめで みた

超絶至近距離でyukihiroさんを見たということを理解した瞬間断末魔みたいな悲鳴あげて腰抜かして頭抱えてしゃがみこんでました。不審者でしかない。ごめん。いや腰も抜かすわ…目の前にyukihiroさんやで…。yukihiroさんが目の前…yukihiroさんが目の前…パワーワードすぎる…何度考えても意味がわからない…。

 

そして、さらに驚いたのは衣装!

ドラムの時は黒のシャツにシルバー?のネクタイに黒のパンツだったのですが、その上にスカートを重ねていました。白く、床に着く長さでアシンメトリーなフォルムのプリーツスカート。妖精さんかな!? (自重の打消線)靴はブーツに履き替えておられました。

妖精さんだなんて書いてますが、一見フェミニンに見えるような服でもyukihiroさんが着るとなぜかハマって、なぜかカッコよく見えるのはなぜでしょう。はあカッコ良かった…!!!

 

まず花道先端に行き正面を見据えてギターを弾く。

煽る目線の鋭さはACID ANDROIDのごとく。少し足の位置を変えただけでふわっと舞うスカートが麗しい。

私がいる側にお越しになり、レベレのデーンデンッ(相変わらずの語彙力)というリズムに合わせて顔をクックッと傾けるご様子。周囲はバラバラに動かしていたペンライトを自然とyukihiroさんのリズムに合わせる。は〜い調教完了で〜〜す☆  yukihiroさんはふっ…と満足したようにあっさりと踵を返し花道の反対側へ。その軽やかな足取りに花道の上は無重力か?と錯覚。スカートが翻ったときは春風が吹いたような爽やかさ。スカートの素材が少し透けるものだったので、タグが見えていてなぜかときめいた。

 

はあああー…。 

ACID ANDROIDの時に暗めの照明でメイクされたお顔を見たことはあるけれど、こんな明るいところで!至近距離で!ほぼ素顔を見るのは!心臓に悪いです!!めちゃくちゃ照れたよ!!!すごく…人でした…。なんだその感想って感じだけど…めちゃくちゃ人でした…。スキ…。はぁ…。

肌の質感がわかるくらいの距離と明るさだったので存分に目に焼き付けました。少しだけ上がった口角に溢れんばかりのSっ気と楽しさを感じブチ上がり。

アイメイクをしていないと(されてたんですかね?薄くはしてたのかな)鋭い目だけど優しくも見え、いやもう好きになるしかないじゃん。元々好きですけど。

 

そんなこんなでyukihiroさんに記憶を全部持って行かれたREVELATIONでした。

いやあ、とんでもなかった。

 

- yukihiroさん お着替えタイム -

hydeさん主導でウェーブ三周。内周が早いとのこと。

最後は合格をもらえました◎ わーい!

 

Blurry Eyes

Cブロック側を向いているtetsuyaさんに絡みにいくhydeさん。hydeさんがtetsuyaさんと肩を組み、顔を寄せてひとつのマイクで歌う。局地的な顔面偏差値の高さに時空が歪みました。

 

-曲間MC-

kenちゃんの目にワサビが入った話。手にワサビがついているのを忘れていて、そのまま片目をこすったら荒れてしまったようです。

目薬を信用していなかったという流れで

k「俺目ェちっちゃいしィ!」

といういじけたような言い方が小学生すぎて悶えました。可愛いワイルドおじさん…。

k「こっち(右目)はメイクできひんから、代わりに左目を濃くしてもらった。見たいー?」

客「見たいー!」 

サングラスを上にずらし、スクリーンに映されるkenちゃんの左目はレディーガガ風にまぶたに目がwww書いてありましたwwwww

k「はーい、ややウケ…w

hyde風にしてもらいました。

…こんなもんよ!しんどいんよ!!

大阪4日もするんでしょ?俺もう無理なんやけどw 目痛いし。」

確かに、この日のラルクはどう考えても最初から飛ばし過ぎていた気がします(笑)hydeさん汗だくだったな…。

k「この中にお医者さんはいらっしゃいますかー!目医者さん!」

客数名「はーい!」

k「 絶対違うやろwラルクは目医者人気ないw」

k「お医者さん!」

客数名「はーい!」

h「おー」

k「ほんと!?何病院?」

客「◯△◇〜!」

k「眼科医がええねん…。どーうしたらいいんでしょうか!」

 客「病院ー!」

k「なんて?w」

h「病院行ってってw」

k「シンプルwwww」

 

そこからなんやかんや話してブルーリー再開。

 

Killing Me

ま さ か の !!!!!

 

STAY AWAY

スーパーtetsuyaタイム。

 

READY STEADY GO

やっぱり…!レディステってめっちゃ楽しい…!!! 銀テープ発射はこの曲だったと思います。このまま終わるかと思ったら…

h「ちょ、待って!待って待って!」

hydeさんが猛ダッシュして来て、ジャンプして無事曲が終わりました。笑

 

---アンコール---

 

降りたスクリーンの中から突如クリーンなギターの音。淡い水色の照明に照らされたkenさんはドラムの後ろのお立ち台に。ゆったりとした…表現が難しいけれど、心地よく、すこしもの悲しく、柔らかい…するっと内側に入ってくるようなギターでした。

 

ガラス玉

まさか聴けるとは。水泡のような映像が映されるスクリーンからステージが透けて、とても美しかったです。サビの浮かび上がるような解放感。

 

---MC---

めっちゃ喋ってました。印象的な点のみ書いておきます。

・初詣に行ったhydeさん(小吉)、tetsuyaさん(大吉)、行ったけどおみくじは引いてないkenちゃん、行かないyukihiroさん

hydeさんに「うちのメインコンピューター」と呼ばれ盛大ににやけるtetsuyaさん はにかんで隠そうとするが嬉しさが隠せてない…めっちゃ可愛かった…

・ぎこちなく顔の横で挙手するyukihiroさん

鬼滅の刃を読むkenちゃんyukihiroさん

・回るステージに慣れないメンバー

・tetsuyaさんにギャグの無茶ぶりをするkenちゃん 突然のおさなな!

・声は出さないがMC中ドラムがお喋りなyukihiroさん

・ドラムがお喋りすぎてkenちゃんに叱られるyukihiroさん

・k「喋るなら喋る!喋らないならドラムで喋らない!」

yukihiroさん超笑う

・t「最終日は皆でバナナ投げる?滑って転んだりして…」

 

TIME SLIP

まさかリーダーのバナナ話がこの曲のフラグだったとは。生で聴けるとは思っていなかったので衝撃が大きすぎました。 

 

風にきえないで

冒頭のフレーズをkenさんが弾き、止め、弾き、止め、という繰り返しに弄ばれるドエル達。

風船はこの曲だったかな?hydeさんが花道でCブロック側を構っているときに後ろから大きな風船がhydeさんを目掛けて飛んできて、「hyde後ろ後ろ!」状態に。そのまま風船はhydeさんにぶつかり、くるっと振り向いて蹴った風船がなかなかの速度でぶっ飛んで行って面白かったです。

 

I’m so happy

イントロのドラムで鳥肌が。hydeさんの血を吐くような、むせぶような「I love you」がとても印象的。すっごい良かったです。VAMPSやソロの経験が無いとこのI'm so happyにはならなかったんだろうな。

個人的にはラピニュで聴いて以降、絶対にもう一度ちゃんと聴きたいと切望してきたので本当に嬉しかったです。素晴らしかった。

 

ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE

まさか。まさかこの曲が聴けるとは。どの曲よりも衝撃が大きかったです。この一曲の間、余すことなくすべて幸福に満ちて、とても暖かかった。

最後のキメのときのyukihiroさんが笑ってて。本当に幸せそうで、楽しそうで、それを見て私もとっても嬉しかったです。

 

kenちゃん

耳の横で両手の人差し指でドラムを叩くように拍子を取っていた。

 

yukihiroさん

御髪はかなり明るい金髪。シルバーとゴールドの間くらい。さらっさら。さっっっらさら!!! 髪型は黒のヘアバンドにポニーテールのみのシンプル仕様。

ステージ上で暑いのか頻繁に髪を払う。頭を揺すったり指で払ったり。その度に御髪が輝いて、シャラララン…(キラキラ)という効果音が鳴ってましたよね!(鳴ってません)

衣装は黒のシャツ、パンツ、白っぽいネクタイ。REVELATION時のみアシンメトリーな白プリーツのスカートを重ねていました。

印象的だったことが大きく分けて二つ。

ドラムの音やプレイ、そしてめっちゃ笑うこと!めちゃくちゃ楽しそうなこと!

まずドラムについて。スネア最高ですね!?音の抜けが良すぎて…気持ちいい!! ラルクリの、東京ドームの音響では良い音だなあと思ってはいたものの、ここまでだとは思っていませんでした。張ってる、スピード感の強いヌケの良い音でありながらローのバランスが絶妙で、すっごい気持ちよかったです。弾丸。

これはラルクリのレポでも書いた記憶があるのですが、やはりyukihiroさんのドラムの魅力はよく言われる機械のようなところにあるのではないと思うのです。それを超えた次元にあると思うのです。だってめちゃくちゃ燃えてる。この日はかなりエモーショナル多めなドラムでした。気持ちよかった!!!

 

こんなにドタバタ、アタフタしたL'Arc〜en〜Cielを見られるのはもしかしたら最初で最後かもしれないです。でもそういうのも好きよ!!

 

照明の演出を覚えている方がいれば教えていただきたいのですが、TIME SLIPだったかな…アンコールのどこかの曲で、サイドからぱっとオレンジの光が射して、すくい上げるような青~水色のムービング、という演出がとても印象的でした。オレンジは小さいライヴハウスや昔の照明でよく見る、ある意味単純な照明。そして青が現代。と言う風に過去と現在が交差するような照明に胸がぎゅっとなって、素敵だなあと思って忘れられないです。

 

 

ここまで書いて終わってました。以上です!

お読みいただきありがとうございました◎ 尻切れ蜻蛉ですみません。。