100 songs of 2018
2019年も始まり、2月になってしまいました…が、ついに…出来ました…!
2018年お気に入り100曲プレイリスト!
うおりゃー! がんばったー!
プレイリストに選ぶ曲自体は昨年の内に選び終わっていたのですが、一応音楽ブログだしどうせならアルバムレビューでもしちゃう?と軽率に始めたのが運の尽き。お陰でこんなに時間がかかってしまいました…真剣に脳みそが茹るかと思った。レビューに関しては個人的な備忘録な上に長いので暇で気が狂いそうという方以外は読まなくて大丈夫です(笑)
Apple Musicで個人的なプレイリストは沢山作っていますが公開するのは初めてです。ACID ANDROIDをフォローしたいが為にSpotifyもプレミアム会員なので、なんとなくSpotifyでも作ってみました。ただSpotifyでは再生できない曲もいくつかあり、その分は前後のアルバムから補填しています。ちなみに並び順は基本的には発売日順に並んでいます(一部例外あり)。
音楽を聴くときは洋楽・邦楽・ジャンル・オーバーグランド・アンダーグラウンド…など出来るだけ偏りがないようにしたいと常々思ってはいるのですが、こうして改めて並べてみるとわりと偏っていましたね(笑) これはもう好みの問題なのでどうしようもない。このプレイリストを再生していると好みの曲しかなくて天才だと錯覚しそうになります。私が私のために作ったんだから当然なんですけどね!うーん、でもやっぱり天才だと思う←
もし聴いていただける方がおられれば、あまりシーンを選ばないプレイリストになったかなと思っているので、通勤や家事、作業のお供や新しい音楽との出会いにして頂ければ幸いでございます◎ 6時間半あるのでラジオのような感覚で流しっぱなしにしておいてもらうのも良いかと!
プレイリストはこちら↓
◎2018年名盤レビュー
Rhye / Blood
デビューアルバム"Woman"から5年目にしてセカンドアルバムが出ました。音楽性自体は一貫していますが"Phoenix"のダンサブルなグルーヴなどライヴ映えする曲が増えた気がします。ライがロングトーンのクレッシェンドをすると毎回物理的にグッとくる感じがするのは私だけでしょうか?考える間も無く問答無用で感動します。
藤原さくら / The Moon
藤原さくら × mabanuaという私のためのようなコラボ。元々好きでしたがどうしてもドラマ主題歌にもなった"Soup"や"好きよ 好きよ 好きよ"のわりとナチュラルなイメージだったので大きな衝撃を受けました。これほどまでのスケール感が出せたんだなあ…。今回シングルのカップリングとして収録されているのは同曲のギターインストで、これがまたとてもいい。アコギ一本でここまで壮大さ、切なさ、暖かさが出せるものなんですね。余談ですがファンになったきっかけはドラマで披露したビリー・ホリデイ"Summertime"のカヴァーです。この小さくて可愛らしい見た目からは想像できない、ノラ・ジョーンズを彷彿とさせるような歌声で大人っぽくカッコよく歌っているのでまだ聴いていない方は是非。
ONE OK ROCK / Change
2018年を語る上でこの曲は欠かせない!ホンダジェットのCMがかっこよくて恋に落ちました。この曲を聴きながら筋トレをするとすごく頑張れるという研究結果が出ています(リヲ研究所調べ)。
Cosmic Child / Blue
シンガポールのドリームポップ・シューゲイザーバンド。この"Into You"という曲のイントロがもう超絶シューゲイザーでたまらない。夢の中をたゆたうような音がほんっとに心地良いですし、その中で大暴れするドラムも好きです。アルバムの中には"Untitled 1"、"Untitled 2"という1分未満のインスト曲が収録されていて、それがまたいいスパイス。アジアのシューゲイザー界隈が盛り上がってきてますね。
雨のパレード / Reason of Black Color
名盤。"Shoes"は2017年にシングルでリリースされていて、ドラマ主題歌にもなりました。すっごい良いよね…。そして"Hometown"。SOIL&"PIMP"SESSIONSのトランぺッター、タブゾンビが参加しているんですが、これがもう半端なく良い。ジャジーでチル、さらっと聴けばクール、聴き込めばホット。このホットさはわかりやすい熱さや暑さではなく炎がちろちろ燃えている大人っぽくて都会っぽい感じです。バンドのアルバムにここまで他の人をフィーチャーした曲が入ってくるのが凄いですよね。表現が難しいけれど、雨のパレードというバンドのアルバムではなく雨のパレードという音楽の世界のアルバムという感じ。表現をすることや進化していくこと、変わっていくことを恐れない、付いてくるなら付いてくればいい、という感じのスタンスがとても好きです。
YonYon & 向井太一 / Period(過程)
リリックに日本語、韓国語、英語がするっと違和感なく混ざっていて聴きやすい。トラックが心地よくていいです。前に記事にしたことがありますがYonYonはソウル生まれ東京育ちのDJ/シンガーソングライターでありながらBRIDGEという名義でイベントプロモーターも行い、海外アーティストを招請するなどクリエイターの枠を超えた活動をしているミュージシャンです。2月に大阪に来るので初YonYon!行ってきます!
ACID ANDROID / GARDEN
もう何度このアルバムの名前が出たでしょうか。リリースからどれだけ聴いたかわからないほど聴きました。ジャケットや"roses"のMVにも共通しますが、サウンドから感じる色調が抑えられた中の目を奪われる鮮やかさ、月明かりに照らされた夜闇の中で花が咲き誇る庭園のようなこのアルバムの世界観がとても好きです。まさに"GARDEN"としか呼びようがない。このアルバムに限らずACID ANDROIDの楽曲は不思議なほど何度聴いてもカッコいいし、良いし、面白いし、新たな発見がある。そして体に馴染ませていく過程がとても気持ち良くて、馴染んだらもっと気持ち良い。快感。個人的には"roses"からは薔薇だけじゃなく白檀やサフランの香りがする気がします。華やかで奥深くありながら聖らかで清潔で高貴。このアルバムから匂い立つ花と夜の香りは、一度染みつくと決して消すことはできないのです。LIVE 2019 #1のツアーでワンマンに始めて行きます。どんな世界なのか、言葉で言い表せないくらい楽しみで今からワクワクしています!
Cardi B / Invasion of Privacy
悪趣味極まりないジャケットなのですが(笑)曲はとてもカッコ良い~。聴いてからジャケットを見るとこの悪趣味さすらカッコ良く見える。リリックが笑っちゃうくらい強くて爽快なので興味があれば調べてみてください。とにかくこのアルバム全体が戦闘力が強くて大好きです。
Popof / Enforced
好き…。とにかくこのノイズが好き。どこか別の世界に飛んでいっちゃいそうになります。
Arctic Monkeys / Tranquility Base Hotel&Casino
やってくれたな…。待ってました。そして待った甲斐があった…!初期の危うげな、直前まで殴り合いをしながらレコーディングしたのか?と思う程血が滲むようなぎらつき、若さ、危うさ、エネルギーを感じる音が好きでした。今作はミドルテンポ(ではなくてもそう聴こえる)曲が多く、ロック!と言うよりもよりクラシカルな要素を多く含んだ大人のオルタナ。脂の乗った音でとても良かったです。一曲目の"Star Treatment"ではイントロで確実な変化と進化を感じ、曲の後半に行くにつれていわゆるアクモンっぽいノイズの効いた音も出てきて、このアルバムの一曲目に相応しいと思います。お気に入りの"Four out of Five"をプレイリストに入れました。
LSD / Audio (feat.Sia, Diplo & Labrinth)
とんでもないですよね。シーア、ディプロ、ラビリンスですよ…。第一弾の"Genius"はそこまでピンとこなかったのでスルーしていましたがこの"Audio"はバッチリハマりました。
all about paradise / A.A.P. 2nd WORKS
とにかく面白いです。エレクトロということ以外、一切掴めない。もっと作品を聴いてみたいです。
THE NOVEMBERS / TODAY
まず"みんな急いでいる"冒頭の水音、変態かというくらいに音が良くて何だこれは!?となりました。本当は全曲入れたかった…。このEPは全ての曲が持つ情景や空気感も含めた空間が手に取るように伝わります。目を閉じて聴いているとその世界に行ける。とても丁寧で繊細で静かで美しくて…忙しない毎日で見落としているけれど、確かに本来この世界はそういう場所。大好きなL'Arc〜en〜Ciel"Cradle"のカヴァーも素晴らしいです。そう、この曲の良いところは沢山あるけれど、一番は空気だよなあと。まるでファン仲間と語り合っているような気分になります。
Disclosure / Ultimatum
こういうのほんっと好きなんです。マリ人のシンガー/女優のファトゥマタ・ジャワラとエレクトロの融合が半端なくカッコいい。踊れる一曲です。
NIKI / Zephyr
88rising所属のインドネシア出身のシンガー。耳馴染みがよく心地いい歌声が好み。いつまでも聴いていられる気がします。
WONK / GEMINI:Flip Couture #1
リミックスと新曲を一曲収録したアルバムです。DJスピナが参加しているのですが、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、エミネムなどのプロデュースをしていた方です。…凄すぎません?マンハッタンの摩天楼や、朝焼けのノスタルジーとエネルギーの両方を感じるリミックスで良い。他のリミックスも曲の新たな側面を知れて面白いです。そして新曲"Small Things"。最高に良い…。しっとり、でもソウルフル。そして重すぎず軽すぎず、絶妙なんですよね。この曲を聴いているときは重力から解放される感じがします。ギターソロ震えるなぁ…。名曲です。一体WONKはどこまで行くのでしょうか。絶対に見逃せない。Twitterで次のアルバムの制作を始めたことを書かれていたので、とても楽しみにしています。
LUCKY TAPES / 22
メジャー進出第一弾EP。邦楽慣れした耳でも聴きやすいメロディラインにファンクなノリ。確実にもっと人気が出るんだろうな。"22"や"MOOD"は休日のドライブにぴったりです。今回プレイリストに入れた"ENCORE"はたった1分8秒ですが、素晴らしいです。ライヴの美しさが詰まった1分8秒。初めて聴いたときはたくさんのライヴで味わってきたいろんな感情が湧き上がって泣きました。ライヴが好きなあなたの琴線を必ずや揺さぶるはず。
Various Artists / アダムとイヴの林檎
椎名林檎のトリビュートアルバム。こういうの求めてた…!まさかのMIKA始めとんでもないアーティストが集結しました。選べないけどあえて選ぶならRHYMESTER。半端なくカッコいいですよね。
Shawn Mendes / Shawn Mendes
"Lost in Japan"良い。歌詞をざっくりとまとめると恋人が遠い日本にいて会いに行きたいという内容です。MVが東京であって東京ではないのが面白い!他も"In My Blood"、"Where Were You in the Morning?"やカリードが参加している"Youth"が気に入っています。
Shawn Mendes & Zedd / Lost in Japan (Remix)
この曲はどうしても並べたかったので発売日順では無いですがご了承くださいませ。勿論オリジナルも良いけれど、やっぱりZeddは凄い。音を4次元で支配できる人はこの世に何人いるんだろう。ナイフという歌詞に合わせてシャキン!という抜刀の音を入れる遊び心よ~。好き。
Lily Allen / No Shame
2014年、大ヒット曲"Air Balloon"が収録されたアルバム"Sheezus"から四年ぶりのアルバムリリースでした。待ってた…!四年という月日が流れたからか、随分大人っぽく洗練されたサウンドになった印象です。ポップアイコンから歌姫への進化を感じました。
Lykke Li / so sad so sexy
ノリが良くてよく聴いてました。10曲目の"utopia"も好きです。
5 Seconds Of Summer / Youngblood
日本を舞台にしたMVがかなり話題になりました。オーストラリアのバンドなのですが、そのサウンドと日本のロカビリーが絶妙にマッチしていてすごくカッコいい。MVは車椅子で手を取り合う老夫婦の「60年間、ありがとう」という台詞でスタートします。死期が迫ったふたりは揃って薬を飲み、ロカビリーでキメた若かりし頃の姿に戻って仲間と共に踊り、歌い、戦い、愛し合い残りの時間を過ごすというストーリーです。若かりし頃の姿に戻ったお互いを見た表情がすっごく良いんですよね。恋!って感じで。まだ見ていない方は是非ご覧になっていただきたいです。このMVに限らず5SOSはONE OK ROCKの楽曲に参加したりと日本との繋がりが深いバンドで、このアルバムには"Woke Up in Japan"という曲も収録されているので必聴!
BLACKPINK / SQUARE UP
大好きブルピンちゃん。コーチェラ出演決定おめでとう!DDU-DU DDU-DUと特に好きなFOREVER YOUNGを選んでみました。このティンバレス…ではないと思うけど胴の浅い、ラテンなパーカッションの音が好きです。このアルバムは特にロゼとジスの歌唱力が目立ちますね。Dua Lipaとのコラボやコーチェラ出演などなど、ワールドクラスの活躍がこれからも楽しみです!
HYDE / WHO'S GONNA SAVE US
どの曲を選ぶかとても迷ったのですが、ソロ始動第一弾のシングルということでこの曲にしました。この曲自身に大きなエネルギーがあるけれど、まだ秘めたものを感じます。これから更に高く飛ぶ決意を確信する一曲。黑ミサ、素晴らしかったです。
清水翔太 / WHITE
シングルカットされた"Good Life"が大好き。リリックが最高ですね。「良い人生 悪い人生 俺以外Judgeする権利はない」ん〜〜カッコいい。クローズハイハットの打ち込みが効いたトラックも良いです。"Friday"もよく聴いてました。清水翔太がいわゆるラブバラードのイメージが強いのは仕方ないことだと思いますが、そこに拘らずカッコいい音楽を作り続けているからこそファンであり続けられます。これからも楽しみ。
Lost Kings / When We Were Young
気持ちいい。好き。メロディアスなシンセに揺られて踊っている時が幸せ。ジャケットがこれまた良いです。お気に入りは右下の犬のコスプレ…?をしている写真。
YonYon & SIRUP / Mirror(選択)
お気に入り。音とリリックの言葉選びが無邪気ですよね。楽しんでこの曲を作ったんだなということが伝わってきます。テンポ感とビートも心地よいし、流石。
Years&Years / Palo Santo
ポップで良い!圧倒的にポップ。時にポップは時代から置き去りにされがちというか、ポップ(笑)みたいなところがあると思いますが、彼らは全く違いますよね。新たなポップを生み出し続けている感じがします。
KIKUMARU / 711
よく聴きました。 ヒップホップのビートはありつつも上品に仕上がった都会っぽいアルバム。クラシカルな要素もわりと入っていて、普段ヒップホップを聴かない人にも触れやすいと思います。
Wet / Still Run
静かで強い。"Lately"も好きだし、"This Woman Loves You"も心地よいサウンドと時に力強いヴォーカルが好きでよく聴いてました。
FEVER 333 / Made an America
このバンドは前に記事にしているので今更書くことはあまりないのですが(笑)、やっぱり何度聴いても血沸き肉躍っちゃいますね。ニューアルバム"STRENGTH IN NUMBER333RS"は2019年リリースなので載せられていないのですがとにかく熱くて良いので是非!
TETSUYA / I WANNA BE WITH YOU
突然てっちゃんの曲だけを聴く時期が定期的に訪れます。このアルバムを聴いていて思いましたが、本当に歌がうまくなりましたよね…。プレイリストの雰囲気的に"FATE"を選びましたが、全曲同じくらい好きです。"Eureka"のティンパニがもう大正解すぎて感謝したくなるくらい(何目線)。歌詞もとてもストレートに伝わる。てっちゃんの世界、好きです。
Amber Mark / CONEXAO
ベルリン出身のR&B女性シンガーで、ハスキーで自在に硬度を操る歌声が魅力的。低音域が広いので曲によって男性に聴こえたり女性に聴こえたりもします。力強く、太くなりそうでギリギリならないこの絶妙な力の抜き加減が上手い…。これからの活躍に期待大です。
88rising / Head in the Clouds
まず88risingとは何ぞやという話なのですが、日系アメリカ人のショーン・ミヤシロがニューヨークを拠点として設立した企業で、アジアのストリートカルチャーをメインに扱いマネジメントからプロモートなど幅広く行う芸能事務所のようなものです。既に世界のヒップホップ、R&Bシーンでの注目度は高く、先日の来日公演では人気の高いJojiとNIKIのキャンセルがあったもののKOHHをゲストに迎えていわゆるアジアへの"逆輸入公演"を見事成功させました。このアルバムはその88risingに所属するアーティストが集結しています。
Yogee New Waves / CAN YOU FEEL IT
ポカリスエットのキャンペーンソングです。出世しましたね…。学生時代の夏を思い返すともう少し色あせていて、でも確かにきらめいていたなあなんて思います。歌詞がとてもきれいで、ふわりとした言葉や色づかいから無限に情景が描けるようないい詞。これから時代を超えても夏に何度も聴くと思います。
青山テルマ / HIGHSCOOL GAL
名盤かどうかはわかりませんが、面白くてよく聴いてました。子供の頃はギャルに憧れていたので色々と思い出します(笑)三度の飯より盛りたいプリですよ。この感じが懐かしい…。
SIRUP / SIRUP EP 2
シティポップキング(と勝手に呼んでいる)SIRUP。チケットがことごとく取れませんわ…。このグルーヴ感がすごく心地よい。あからさまにヒップホップ!というわけではなくて、色んな音楽がすごくバランス良く沢山混ざって唯一無二のシラップの音になっているように感じます。聴いていると街を歩きたくなりますよね。Do Wellがホンダ/ヴェゼルのCMソングに大抜擢されました!おめでとうございます。
DIRTY RADIO / Pleasures (feat. Jafunk)
カナダ出身のバンド。とにかく踊れます。
揺らぎ / Still Dreaming, Still Deafening
シューゲイザーが持つ優しさの部分が前面に出たアルバムだと思います。この浮遊感、聴けば聴くほど癖になってしまう。
Perfume / Future Pop
ここ数年は新曲を出すたびにカッコよさが増していますよね。先日の東京遠征のときにこの"TOKYO GIRL"を聴きました。東京タラレバ娘、面白かったなぁ。
Disclosure / Moonlight
ディスクロージャー2枚目の選出です。ひたすらにクールな音が良い。踊れます。
VaVa / Virtual
このアルバムは大のお気に入りです。特に"現実 Feelin' on my mind"は名曲と言わざるを得ません。朗々としたトランペットアンサンブルにノクターンのようなピアノに8bitのシンセにラップですよ。なんだこの組み合わせ…!何度聴いてもときめきます。懐かしさと愛おしさを感じずにはいられない。一曲目の"Call"ではiPhoneデフォルトの着信音のサンプリングがあったりトラックが面白い。VaVaは最初からラッパーだったわけではなく、音楽活動はビートメーカーから始まってラッパーとして活動し始めたのは2018年からなのです。ビートメーカーとしては平井堅"魔法って言っていいかな?"のオフィシャルリミックスを手掛けるなど幅広い活動をしており、今後の活動が楽しみです!
HONNE / Love Me / Love Me Not
大好き。踊っちゃいますよね。アジアツアーがとても楽しみ。大阪公演に遊びに行きます。結局記事がまだ書き上がっていないので、ライヴの感想と合わせてまたアップしたい。…がんばります。
Olafur Arnalds / re:member
たまらない…。晴れた日に外を歩きながら"unfold"を聴いていると涙ぐんでしまう。美しい音だけで構成されています。
mabanua / Blurred
名盤。これは凄い。mabanuaはドラマーでありながら様々な楽器を扱うマルチプレイヤーで、更にプロデューサーでもありGotch、矢野顕子、米津玄師、ゲス極、くるりなど(沢山いるので詳しくは調べてください)に関わっていて、Jurassic5やTAHITI80なんかの海外アーティストとも親交を持ついわゆるとんでもなくスゴイ人。そしてこのアルバムはとんでもなくスゴイ。このアルバムのmabanuaの音は綿100%の布のような、誰であろうと包み込む柔らかさが魅力だと思いますが、その柔らかさの中での表現の幅広さがとても良いです。デジタルがここまで柔らかいって面白いですよね。二曲目の"Blurred"という曲で一目惚れ(一聴惚れ?)しました。陽の光、それも夏のぎらついた太陽と言うよりは春や秋、冬の視界がちらついて揺らめくような、風のつめたさの中の陽だまりの暖かさを感じる一曲です。三曲目"Heartbreak at Dawn"は冬の夜のイルミネーションや車のテールランプの連なりの輝きがぼんやりと揺らめくようなイントロが心をグッと掴みます。そして歌詞がとても良い。恋人と別れ、ひとりでクリスマスへ浮足立つ街を歩いているイメージが浮かびます。「夜明け前」という単語が入っている通り、鼻腔がつんと痛むような空気の冷たい季節に夜から朝へ、空がぶどう色からみず色へ変わりゆくのを背景に動き出す街の息吹を感じるような気もします。mabanuaの音はギラギラ、ピコピコしているわけではないけれど、柔らかさと無機物感の共存に都会的な街を感じますよね。こういう音を本物のシティ・ポップと呼ぶのではないでしょうか。
思い出野郎Aチーム / 楽しく暮らそう
いい曲作るなぁ…! とても好きなバンドで、当ブログの名前"ダンスに間に合う"もこのバンドの曲名をお借りしています。曲調もわりと明るくて晴れた休日に似合うようなものが多いのですが、ベースに悲しみや空虚さ、辛さなどがしっかり入っていて、それでも踊って楽しもうぜ、というスタンスが大好き。「楽しく暮らそう ときどき踊って 絶えない悲しみを笑い飛ばそう」。間奏で一度アンニュイにしっかり落とし込んでからギターと共にまた明るくなっていくところがお気に入りです。本当に楽しさ100%で暮らしていたらわざわざ楽しく暮らそうなんて言わないし、そんな曲は作らないじゃないですか。そういうところに惹かれます。
BROCKHAMPTON / iridescence
サマソニ!決まりましたー!やったー!しかもチェンスモと同日…激アツです。このアルバムはとても流行りましたね。他の方のベストアルバムでもよく見かけました。正直少し予想外というか、このままアッパーでハードな方向に振り切るのかなと思っていたので良い意味での裏切りでした。全体を通して聴きやすいアルバムだけど音楽性はさらに増して尖っている部分が多いですね。"THUG LIFE"のうっとりチルな感じや"DISTRICT"のメロディアスな感じなどなどとても好き!
ZERB & Giulia Be / With You
まずジャケットが可愛い!サウンドはここ最近の流行りな感じですが、落ち着いたヴォーカルが良いですね。
Easy Life / Nightmare
今年Easy Lifeはよく聴きました。また後にもう一曲出てきますが、メロディラインが心地よくて、音楽が素朴なんだけどちゃんと現代的で、波形のノリに身を任せるのが気持ちいいです。壊れたトランペットみたいな音が良い。
LOGIC / YSIV
テンションを上げたいときはこれを聴くに限る!"100 Miles and Running"が大好きで、リリックには我らがジャパンも出てきます。
Came a long way from G'burg
Puttin' in work like Ferg
New York, to L.A., Hawaii, Japan
DJ Snake / Taki Taki (feat. Selena Gomez, Ozuna & Cardi B)
…日本では歌詞で物議を醸した曲ですが、歌詞抜きで曲が好きなので入れました。はい!ノリが良くてよく聴いてました。BLACKPINKのリサがこの曲を踊っているのが最高にカッコよくて未だに頻繁に見ます。
Sia / I'm Still Here
歌詞がとても良い。ざっくり要約すると自分の過去や自分そのものとの戦いを歌っています。 シンプルなメロディとそぎ落とされた演奏だからこそストレートに胸に入ってきました。
問答無用で最高じゃないですか。何も言うべきことはありません。評価も講評も野暮。最高!
LANY / Malibu Nights
"Taking Me Back"の間奏のシンセが!最高! アルバムタイトルにもなっている9曲目の"Malibu Nights"も、このアルバムを聴いてよかったな、と思える心地良い余韻を残す曲です。
LINES / People (feat. Adele Kosman)
一発目の音聴いた瞬間に好き!ってなりました。とてもアッパーなんだけどテンポは意外と早くなくて、だからこそこのテンションを最後まで保てるというか。ジャケットも目に刺さるデザインで良いです。
MØ / Forever Neverland
強い…!!!是非"Intro"から通して聴いてほしい。レコードのようなノイズから始まるのです。"Way Down"は尺八でしょうか?和楽器っぽい音が使われていて、日本人的にもグッと来ます。アルバム通して全然エレクトロポップに収まりきってなくて、いろいろてんこ盛りのとにかくカッコいいダンスアルバム。ムーの世界を追求することに迷いがない音。4月に来日決まりましたね!なぜ大阪に来ないのだー。
RÜFÜS DU SOL / SOLACE
ルーファス・デュ・ソル。オーストラリア出身のエレクトロ・トリオ。日本ではまだそこまで注目度は高くないと思いますが、世界的に人気が高まっています。ジャケットもとても綺麗で独自の世界観があって、そりゃ売れるよなあという感じ。ノれるんだけど簡単には解放させてくれない感じが聴けば聴くほど癖になります。
入江陽 / はとバス
意味がわからなさすぎて癖になります(笑)この曲を聴きながらはとバスに乗ったら異世界に行けそう。
Joji / BALLADS 1
サイケでサイコな天才、Joji。88rising所属です。トリッピー・レッドとのコラボなど盛りだくさんのスペシャルなバラードアルバムが届きました。このメロウな浮遊感がたまらないです!大阪出身ニューヨーク在住、オーストラリア系日本人であり元ユーチューバー…らしいのですが情報が多すぎてちょっとわからない(笑)私が唯一好きなユーチューバーのkemioと仲が良いっぽくてなんとなく嬉しい。
米津玄師 / Flamingo / TEENAGE RIOT
2018年の邦楽の顔を考えてみると米津玄師かなと思います。Lemonはもう皆さん聴いているのであえて入れなくてもいいかなと思って外しましたが、このFlamingoがオリコン1位を取れるというのがまだ日本にも希望があるなと思ったり。流行にさえ乗せたら面白い曲もちゃんと売れるんですね。
ROTH BART BARON / HEX
すごく良い!ファーストアルバムである「ロットバルトバロンの氷河期」が好きでよく聴きます。「ATOM」があってこれは三枚目のアルバムですね。前作、前々作と比較して良い意味でポップに振り切ったけどちゃんとロットバルトバロンの音で、こういう側面もあるんだと感動しました。これまでこのバンドの曲を聴くのはスケールの大きさ、緻密さ故にわりと気合が必要でしたが、もっとフランクに聴いてもいいんだなと思えました。詞もわりと直接的なものが増えましたよね。特別な世界を保ちつつも日常に寄り添うことができるバンドになったことを感じるアルバムです。
古舘さんラップできたんだという衝撃。「AIスピーカー止めて 進めお前の獣道」カッコ良すぎる!SALUのコラボはことごとく当たりますね。
Imagine Dragons / Origins
リリースのスパンが凄いですよね。前作のアルバム"Evolve"から約一年半くらいしか開いていませんよ…。それでこのクオリティというのが空恐ろしいです。
THE YELLOW MONKEY / 天道虫
とんでもなくオルタナ!元々"SPARK"と"BURN"くらいしか聴いたことがなかったのですが、すごくカッコよくて驚きました。まだ手をつけられていないのですが、もっと他の曲を聴いてみたいです。
The Smashing Pumpkins / SHINY AND OH SO BRIGHT, VOL.1
只今勉強中のスマパンの新譜。この"Knights of Malta"、一曲目からすごく心を掴まれました。ゴスペルっぽくソウルフルに歌い上げるコーラスに絡みつくギターがたまらないです。
JENNIE / SOLO
BLACKPINKジェニのソロ第一弾。曲は勿論ダンスが良い。I'm going solo lo lo lo lo loのところが特に好きです。MVではコインランドリーで服を脱いでシャネルのレオタードになるじゃないですか。もう最強の女感がビシバシに出ていてたまらないです。
Billie Eilish / come out and play
17歳!ですよ!(発売当時16歳)Appleが冬のホリデーCMソングに大抜擢したことでも話題になりましたね。この曲が聴こえてくると話を止めてテレビを見てしまいます。Siaを彷彿とさせるような透明感とひそやかでありながら確かな表現力。雪の結晶のような歌声にこれからの期待をせずにはいられません。
[Alexandros] / Sleepless in Brooklyn
これはもう聴くしかない。[Champagne]時代はよく聴いていたのですがバンド名が変わると同時に離れてしまいました。でも、もう認める。これはカッコいいよ。(←何様だ) ワタリドリがリリースされた時からいい感じになってきたなと思っていましたがこのアルバムは決定打でしたね…。特に"Mosquito Bite"から"I Don't Believe You"の流れが心をくすぐって仕方がない!"MILK"なんか最高ですよね。久しぶりにライヴに行きたくなりました。
THIS IS JAPAN / SUNNY
THIS IS JAPANという名でSUNNYでスカなリズム、明るくて良い!このバンド名じゃなければここまで気に入らなかったと思います。良い。
Grimes / We Appreciate Power (feat. HANA)
大サビの衝撃。そうきたか〜!って思わず言っちゃいました。最近ではなかなかここまで展開する曲は珍しいと思います。狂詩曲っぽくて面白い。
THE 1975 / A Brief Inquiry Into Online Relationships
素晴らしいですよね。これはアルバムでリリースする価値がある。お気に入りの一曲を選びましたが、これは一曲目から最後まで通して聴くからこそ完成すると思います。出来るだけシャッフルとかはせずに聴きたくって、本で例えると短編集です。登場人物が共通していて、すべて読めばようやく意味がわかったり、物語として完成するような…そういうアルバムです。サマソニとても楽しみです!
MIYAVI / SAMURAI SESSIONS Vol.3 - Worlds Collide
このシリーズ大好きです。カッコいいアルバム、というかこういうアルバムを出せることがミュージシャンとしてカッコいい。昔の雅を見ていた頃はこうなるとは全く思っていなかったので、突き進む姿を見せてもらえて幸せです。
Amunoa / Rusty Door
長野在住のトラックメイカー。収録されている三曲すべて好きなのですが特にLASER LIPSはテナー(かな?)サックスの絶妙なかさつきと洗練されたリズムセクションが良い。このビートが心地よすぎていつまでも揺られていたいです。
Coldplay / Love in Tokyo
日本限定のライヴアルバムが出ました。日本公演のみの音源ではなく、様々な公演から至極の曲たちが集められています。Coldplayはよくライヴ音源をリリースしているようなイメージがありますが、その中でもこれはメチャクチャ良い。特にParadiseのトランスっぽいライヴアレンジが最高に良いので是非!フルで聴いてみてください!
Easy Life / Temporary Love
二度目のEasy Life。この曲もウェイビーで心地よい。アナログとデジタルのバランスが良いです。
Creepy Nuts / よふかしのうた
某ラジオでよく流れているので好きになりました。ジャケットがすごくシンプルで良いのです。この某ラジオにピンと来た方がおられれば是非、仲良くなりたい…!
ぼくのりりっくのぼうよみ / 没落
ぼくりり、そこまで興味は無かったですがこの"人間辞職"という曲は好きです。矛盾だらけのこの詞が本心なのでしょうね。この曲にジャジーを混ぜたセンスも好き。色々騒がれていますが、すっぱり辞めるのも潔くて良いと思います。
七尾旅人 / Stray Dogs
優しいアルバム。曲数の都合で入らなかったのですが"DAVID BOWIE ON THE MOON"という曲がとてもいいです。リアルタイムではあまり知らないけど、alcoveで少しデヴィッド・ボウイに触れて好きになったところだったのでより響きました。先日偶然夜中にテレビを見ていたらNHKの"おやすみ日本 眠いいね"という番組に出演されていて驚きで目が覚めましたよ(笑)NHK、センスいいなあ。
Your Smith / Bad Habbit (Japanese Wallpepar Remix)
この曲のオリジナルは以前記事にしていますがリミックスがリリースされました。調べてもJapanese Wallpaperの日本語の情報が出てこなかったんですが、Facebookを見る限りオーストラリア人らしいです。なんでその名前にしたんだろう。謎。いつか日本のメディアに取り上げられてほしい。
長谷川白紙 / 草木萌動
現役大学生が10代最後にして初めてリリースしたアルバム。ジャズやエレクトロなど様々な要素が溢れんばかりに詰め込まれた曲たちを聴く1回目はただ圧倒されるばかり。半端なく面白いです!
Chara / Baby Bump
"やさしい気持ち"のイメージしかなかったので、カッコよくて驚きました。このアルバムのテーマは「愛を身ごもる」だそうな。良い。"愛のヘブン"という曲がお気に入りです。LUCKY TAPESとコラボしたり、最近活動的でとてもいい感じですね。
Ella Mai / Ella Mai
大ブレイク中の大型新人が出したアルバムです。クリス・ブラウン、ジョン・レジェンドなどが参加していることからも業界の期待を背負っている感じがビシバシ伝わってきますよね。ハスキーで懐の広いヴォーカルが素晴らしいです。
星野源 / Pop Virus
好きです。いわゆる邦楽らしいメロディラインなので万人が聴きやすくて、尚且つサイバーチックなシンセやファンクなグルーヴはわりと耳の肥えた方々もおっと思ったのではないでしょうか?どれだけ忙しくてもしっかり音楽活動に軸を置いて創作の時間を取って、クオリティの高いものをリリースし続けていることが素直に凄いなと思います。
曾我部恵一 / There is no place like Tokyo today!
年末ラルクリロスで急に病んだときにこのアルバムをずっと聴いていました(笑) 特に"ヘブン"のトリップ感よ。ギターの音づくりがとても良くて身をゆだねられます。
Jamie Cullum / The Song Society Playlist
最後の最後に素晴らしいアルバムが届きました!長年ずっと大好きなジェイミー・カラムのカヴァー・アルバムです。配信限定というのが惜しい。これは円盤と言う形でちゃんと持っておきたかったですね。新旧さまざまな名曲のカヴァーが収録されていますが、すべてちゃんとジェイミー・カラムの音になっていて良いアルバムです。とても嬉しいクリスマスプレゼントでした。
◎おわりに
果たして最後まで読んだ方はおられるのか…?おそらくいないでしょう(笑)
大変だったけど再び音楽にずっぷりハマった2018年の振り返りがしっかり出来てよかったです!
2019年も既にカッコいい曲が沢山リリースされているのでまた年末に、今度こそ年内に(笑)同じようなプレイリストを作りたいなと思っています。がんばれ!未来のわたし!笑
ではまた。
黑ミサ2019
昨日 2019年1月29日 黑ミサをライヴビューイングで観てきました!とても良かった…。感動しました。
気持ちが溢れてこのままでは眠れそうにありませんので!レポートではなく、感想を少し。ネタバレあります。(現在私生活が慌ただしい為、今回はレポートを書く予定はありません)
特別熱狂的なハイヲタというわけではない、音楽ファンでドエルの端くれの感想文なのでさらっと読んでくださいませ。
客入れBGMは静かな男声の賛美歌か聖歌。開演前から空気感が作られていてとても良い。
◎曲感想
EVERGREEN 「この場所でこの曲をやる日が来るなんて」という言葉と共に歌われた。ライヴだからなのか、歌唱力・表現力が増しているからなのか、黑ミサだからなのか、和歌山という場所だからかわからないけれど、溢れるように見たこともない、きっとHYDEさんがこの曲に込めたのであろう沢山の情景が目の端を掠めて流れてゆく。
DEPARTURES 本当にいい曲だなー…。この曲が発売された時は生まれたばかりなので記憶が無くて、HYDEさんが歌わなければもしかしたら私の中ではただの過去の名曲だったのかも。曲も歌詞もとても素晴らしくて、他の小室哲哉さんの曲も含めてもっと聴きたくなった。そう思わせるカヴァーは大正解だと思う。リスペクトと愛をひしひしと感じた。
ラルクの曲は当然ですがラルクではない演奏で、この曲にこういう側面があるんだ…と、いちいち驚きながら聴いていた。アレンジの問題ではなく、奏者が代わるとこうも…こうも、違うものになるとは。
曲の印象もかなり違った。特にHONEYが顕著で、ラルクだと死を前にして来るなら来い!というような勢いを感じるけれど黑ミサはもう死んだ後。ラコースティックも似たアレンジだったけど受ける印象が違った。今回は死を意識する間もなく死んで、最後の審判の順番をどこかの部屋で待ちながら「あ、私死んだんだ」ってふと気付いて納得する感じ。天国のようなふわふわした心地よさと、確実な死。悲劇的でもなんでもなく、確実に待ち受ける未来。直前のMCも合わさってそんなイメージを受けた。「あ、私死んだんだ」って気付いたときに、やりたいことやりきったなって思えるように頑張らなきゃですね。
永遠 49歳最後にも歌われたこの曲。大好き。このメロディラインは常に球体が膨らんだり縮んだり、また膨らんだりしていて、HYDEさんの愛の形そのものなんだと思う。
星空 聴けてよかった…。ラルクを好きになったのは他のきっかけがあるけど、そこから虜になったのはアルバム"AWAKE"を聴いたことがきっかけです。この曲のストリングスを生で聴きたいとそういえば子供の頃思っていたなー…。ビューイングだけど、聴けたよ。夢がひとつ叶いました。大人になった今改めて染みる詞と、浮かぶ情景。かつて和歌山の山奥で星空を見たことがある。あれはさそり座、あれは夏の大三角形と指差してはしゃいだ。ずっと見上げていると目が慣れて弱い光の星も見えて、視界いっぱいに満点の星空。まさに降り注ぐ夜空なのです。まだ和歌山におられる方、これから訪れる予定がある方は是非夜空を見上げてみてください☆
White Fethers 突然のkenちゃんサプライズ登場!からのこの曲。本当に…この曲を歌えるのはhydeさんしかいない。降り注ぐ羽に驚いた後、心から嬉しそうに笑ったhydeさん。肩を寄せ合うふたりも、鳴る音も、すべてが嬉しくて涙が止まらない。
◎感想
観てよかったです。HYDEソロ、VAMPS共にそこまで熱心に追っていたわけではないので大丈夫かな?と心配していたのですが杞憂でした。とても感動しました。
kenちゃんが作曲をする時に、こんな曲どこの男前が歌えるんだよとか、こんなゴージャスな曲作ってどうするのとか、そんな悩みがあったけどhydeさんに出会ってその悩みがなくなった、というようなことを仰っていて。
hydeさんの歌声とkenちゃんの曲の親和性というか、世界が合わさった時に何倍にもなる感覚は聴いている側でも凄まじいものがあるので本人達ははるかに気持ち良いだろうなと思います。
先日のラルクリスマスや今回の黑ミサを経て思いますが、数多の出会いはすべて偶然だけど、その中から運命を掴み取ってほどけないように紡いできた今のL'Arc~en~Cielがとても愛おしいし、また会いたいです。
MCでは子供の頃いじめられたり悔しいことも沢山あった、と仰っていましたが、そこでくじけずに人生を正解にしていくのは自分次第なんだな、とHYDEさんの姿を見ていると思います。HYDEさんは生まれた時から私たちとは違う特別な存在だったわけではなくて、そりゃ才能や美貌、運もあるだろうけどそれ以上に努力して、沢山悔しい思いもして今あの場所に立たれているわけで。ならば私たちも恐れずにくじけずに自分の人生を生きることがファンとしてHYDEさんに誇れる生き方なのかな、と思います。
私は子供の頃に星空を聴いていて、「戦争は良くないな、戦火に怯える子供たちがいつか穏やかに笑って星を見上げられる日が来るといいな」と思って泣いていました。でも今回聴いて、一連のMCだったりHYDEさんの姿を見ていて、まずは自分の周りの人が穏やかに笑っていられるようにすることが大切なのかな、と。そしてきっとHYDEさんもそうされているような気がします。
音楽関係者だけでなく、HYDEさんが出会ってきた方たちを大切にしてきたからこそ今回の黑ミサの成功に繋がったのでしょうね。
◎おわりに
心の一番深いところに小さな炎が灯ったように、とても暖かい気持ちになったライヴでした。このライヴに関わったすべての人、HYDEさんの人生に関わったすべての人、そして、HYDEさんに最大限の感謝を。ありがとうございます。
最後に…ハッピーバースデー!
半年記念日
今日でブログを開設して半年らしいです。
半年前はここまでブログを続けることも、またライヴに行けるようになることも想像すらしていませんでした!いろんなことがあったなあ。
これからものんびりall for meのスタンスで末永く書けたらなと思っています。
細々とでも続けられたなら二十年後くらいには人並みの文章が書けるようになるのではと期待していますが、果たしてどうなるかな〜(笑)
誰かの為になるようなことはとても書けないけれど、好きなことを好きなだけ書いていい場があるというのは幸せなことです◎
そんな当ブログをこれからもぬるっとゆるっと見守っていただけたら幸いです^^
そして現在、2018年の私から受け継いだとあるものを書いています。すごく大変だけど絶対に書き上げたい!恐らく次の更新はその記事になると思われます。がんばるぞ〜
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます
相変わらずマイペースに更新して参りますので 本年もどうぞよろしくお願いいたします
…ふう。
新年の挨拶は句読点を使わないってすごく変なマナーだなと毎年思うのは私だけでしょうか?笑
年末年始の旅行はとても楽しかったです!
ラルクのツアーTシャツで登山したり、ラルクリのオープニング映像に出た御神渡りがある諏訪湖に行ってみたり、過去にhyde's dairyに名前が出た道をドライブしたりとドエルな旅でした◎
2019年は穏やかに、着実にやりたいことを一つずつ叶えていく年にしたいなと考えていますが、まずはこのお正月太りをなんとかせねば〜。笑
今日から仕事始めです。がんばるぞよ。
ラルクリスマスが終わりました
こんばんは。
L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas 終了直後に書いてます。
ライヴ、もしくはビューイングで参加された皆さまお疲れ様でした!
レポートではございませんがネタバレを含みますのでお気をつけください。短いです。
ラルクリスマス、すごくいいライヴでした。
L'Arc〜en〜Cielが好き。
L'Arc〜en〜Cielを好きでよかった。
そう思えたライヴでした。
いいバンドだね。
まだうまく言葉になりません…本当に書きたいことはすごく沢山ある。あるんだけどもう…言葉にならないです。
hydeさんの喉の調子が良くないのは初日から伝わっていたけど、今日は途中からすごく調子よく聴こえていたからまさか今朝声が出なくなっていたなんて全く気付かなくて…。たくさんの重圧を背負ってすごくすごく、私たちが想像もつかないくらい怖かっただろうと思います。最後、マイクを通さず本当にありがとうと言ってくれたのはビューイング会場にも届きましたよ。本当に、ほんとうにこちらこそありがとう。ゆっくり休んでね。
hydeさんの喉のことだけでなく、色んなことがたくさん起こった二日間でした。全部ひっくるめてすごく感動するライヴだった。
後日ゆっくり書きます。
ラルクリスマスに携わったすべての皆さま hydeさん kenちゃん tetsuyaさん yukihiroさん 素晴らしいライヴをありがとう。
この奇跡と感動と感謝と、そしてこの愛を抱えて明日からも頑張ります。
メリーラルクリスマス!
L'ArChristmas Day1 備忘録
2018.12.19
L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas @ Tokyo Dome
取り急ぎ、感想文です!
一日目が終わってからからすぐにメモ帳に書いていたものです。
特にMCはかなりなんとなくで書いてます…!間違えてたらすみません。
winter fall 嬉しかった…!!!"こごえる雲に覆われて"の、特に"覆われて"の部分のhydeさんの歌い方、響き、力、圧力、すべてがすごく良くてグッと来た。
この日、全体を通してあまり喉の調子が良いわけではなさそうだったけどすごく基本の歌唱力が上がっているから安心して聴いてられる。
Caress of Venus イントロの虹色のレーザーが最高〜〜!!特に紫と黄色がすごく綺麗だった!カレスのイントロのときめきは何年経っても衰えないどころか、むしろ増している気がする。
snow drop PVで芽吹くところでモニターを囲んでる照明が緑になる演出がすごく良い…愛がある…
あと映像に雪が被せてあったのもスノドロだったかな?ちがうかも。綺麗でした。kenさんのトーキングモジュレーター、やっぱりかっこいい。
BLESSいい曲…!満を持してエレキが入ってくるところがもうメチャクチャ熱くなった。感動した
接吻、fate
やっぱりラルクのオルタナって最高。接吻はこのテンポ感の焦れったさが一番の色気。この二曲踊った〜〜楽しかった
Dearest Love ついに聴けた。本当に聴いた。驚きで腰が抜けて、あ、泣くって思う暇もなく泣いてた。だめだ…思い出しただけで泣きそう。きっと皆さんもそうですよね?tetsuyaさんのコーラスがもう素晴らしく良かった。少し弱めに歌われているところは悲しんでいる天使のようで、張るところは強い光の筋のようで。すっごい歌うまい。kenさんのギターソロ、本当に心が震えた。シンセとの絡み…!思い出したらほんとヤバイ。yukihiroさんのドラムはタムが一音一音心臓に響いてすごく良かった。グッと来ました。hydeさん、'Dearest Love"の"Love"の声の張りがもうメチャクチャ良かった。"終わりが来るのなんて 思わないで駆け抜けたね"の時にモニターに映っていて、大きく表情が変わったわけではないけどなんだか印象に残っている。
照明が最初青…?寒色系だった気がするけれど、途中からあの赤色に変わってそこでまた号泣。聴かせてくれてありがとう。本当にありがとう。
MY HEART DRAWS A DREAM Dearest Loveで散々泣いて涙腺スイッチが入っていたので、"夢を描くよ"大合唱でまた泣いた。こんなに美しい空間、他に無い。
Hurry Xmas ハモリながら肩を組むhydeさんの手をちょんちょんってつつくtetsuyaさんがめっちゃ可愛かった
Driver's high だ い す き!!!もう数えるくらいで〜全力で歌いました!
DIVE TO BLUE やったぁぁあ!!!!!!まさかこの曲が聴けるとは…全く予想外。この曲はドームに合う。ベースの音が壁に沿ってドームを包んでいた。
[ken MC]
h:kenちゃんのMCコーナーです。
k:サンタの人ー!
サンタコスの客:はーい!
k:ちがう。名前がサンタの人!
数名の客:はーい!
k:名前がサンタやったら大変やな。暗中模索…
(何か喋ってた気がするけどわからない)
ウ~ウ~♩ハイッ(低い声で突然歌い出す)
客:?
k:ウ~ウ~ウ~♩ハイッ!
客:???
k:歌って!ウ~ウ~ウ~♩!ハイッ!
客:ザワザワ…
k:歌ってよ!hydeが歌え言うたらワァ~て歌うくせに!前から気になっとってん、扱い違うくないか!
h:低いんちゃう?ウ~ウ~ウ~♩(kenさんのオクターヴ上で歌う)
k:低い?ウ~…?(オクターヴ上げる)
h:ウ~ウ~ウ~♩
k:ウ~ウ~ウ~♩ ここ難しい…
h:けんちゃん、目が狂気(笑)人殺しそうな目してたよ(笑)
k:もうhyde、ハモるとかそういうのはもっと前に言うといてよ(笑)
h:(にっこり)
k:もうやる?
h:もうちょっと(どうぞというジェスチャー)
k:ウ~ウ~ウ~♩(暫くコーラスでコールアンドレスポンスが行われる)
…ここはセブンスやから難しいねん。
じゃあそろそろいこか(と言いながら笑ってる)
h:けんちゃん眼鏡曇ってる…!
(何回けんちゃんが曲フリしてもずっと笑ってるhydeさん)
本当に!未来世界。
超絶グダグダ…!!!
hydeさんが顔くっしゃくしゃにしてずっと笑ってたのがすっごい愛おしかったです。笑いすぎてお水のペットボトルで頬っぺたを冷やしてらしてかわいかった。
kenさんも…かわいかった(笑)
どこかで「ちょっとおじさん目そらさんといて!…ってまだ若いよね!?ごめん!」って笑ってたんだけどkenちゃんの心がいつまでも少年であることがわかってよかった(笑)
どこかのタイミングでkenさんが「ねえユッキー」って言ったらyukihiroさんが微笑んだのですが、まるで天女?女神?って感じのふわっとした柔らかくて美しい微笑みでその近辺の記憶がすっ飛んだのでどのタイミングで声をかけたのか覚えてない。
tetsuyaさんはそのグダグダMCを微笑みながら聞かれてたんだけど背筋を伸ばして前に手を組んでピシッと立ってらして、もうその立ち姿が生真面目すぎて面白かった。そしてkenさんの曲フリが始まってから、まだ全然始まる感じじゃなかったけどアップライトベースに手をかけていつでも始められるようにスタンバイしてたのもまた生真面目でかわいかったです(笑)
未来世界 幼馴染コーラスが素晴らしくて全身の細胞がふるえた。ほんとこの幼馴染世界遺産…。いやもうL'Arc~en~Cielが世界遺産。グダグダのMCでどうなるかと思ってたけど予告してくれたからちゃんと聴けたし、もし予告されずにいきなりハモられたら失神してたから有難い。tetsuyaさんベースソロで集中するとお口が開くのほんとかわいい。
静かの海で まさかのまさかでした。イントロでまさか…と思ったらそのまさかだった。鳥肌たちました。ちょっとこれは書くと長くなりそうなので、また後日。本当に、聴いたよ。
-転換SE- …この音作ったのはyukihiroさんかなと思っていますがどうでしょう。わかんないけど。メチャクチャカッコよくてブチ上がった所からtrickイントロに繋がってもう大絶叫!
trick 最高〜〜!!!PAが事故りかけてかなり動揺したけどかっこよかったからもういい!L'Arc〜en〜Cielの四人はこのフォーメーションだけじゃなく、精神的な意味でも普段から背中合わせで立っているような感じがする。とてもかっこいい。四人並ぶと四天王すぎてもうひとつ宇宙が生まれそうだった。
XXX hydeさんがすごくつらそうだった。今日は合間に何回か鼻啜ってたしyukihiroさんだけじゃなくてhydeさんも体調良くないのかも。
Wings Flap やっぱこの曲好き〜〜!!!!!
イントロのシンセの音めっちゃ良くないですか!比較的新しい曲もやってくれて嬉しかったなあ。
Link この曲が来るとすっごく楽しいけど終わりが近いんだなって実感して、燃え尽きるぞー!って気持ちになる。
White Fethers Please tell me the way to the skyのコーラスがほんと良くて感動した。羽の演出も良かった。
Don't be Afraid 謎のトラブルで突然冒頭一小節くらいだけ流れて止まった(笑)ライヴならではだね!(笑)ファンはあらまぁくらいで特に何も思ってませんからね、むしろ心配していますのでどうか該当のスタッフさんお気を落とさないで…!
[tetsuya MC]
t:お元気~?ご存知~?
クリスマスっていうことでライヴするのは初めて!え~?やってたんちゃうんって思ったけど。
ラルク○○でダジャレで色々やってんのに何でラルクリスマスを思いつかんかったんやろう?
(突然の大声) ラルク?
(会場、一瞬の沈黙の後ざわつく)
いや、皆に考えてもらおうと思って(笑)
h:ラルクレープ。
t:ラルクレープ!
t:ええね。で…
h:えっもう終わりなん!?もっとあるやろ(笑)ラル栗きんとん!(何個か言ってましたが何だったかな 草もちとかだっけ? 客もいろんなラルク○○を叫んでた)ラル栗饅頭。…栗から離れられへん(笑)
t:では、今後のグッズの参考にさせてもらいます(笑)
続き聴きたい~?続き聴きたいの~?いくで~!
このhydeさんのもっとあるやろって笑ってたのがすごく気さくというか気心が知れた感じで、二人とも勿論すっごいしっかりしてるけどたまにすっぽ抜けてるときがあるから(笑)ラルクを作ったときからこうやって色んな話をしてきたのかなぁなんて考えてほっこり。
ラルク○○でも○○○アンシエルでも無限にできちゃうから、これは全部制覇するまでライヴやらなきゃですね!ラルくじびき、ラルクリップ、ラルクレヨン、ラルくるみ、ラルクコの実、ラル串焼き、ラルくす玉、ラル車、ラルクレーン…なんか可愛らしくなくなってきたのでこの辺で(笑)
twinkle,twinkle だいっすき!!!まさか聴けると思ってなかった!!たしかにクリスマスっぽいかも。ハッピーエンドな感じ。
I Wish みんなで歌って楽しかったー!わたしたち観客も一緒に一つの音楽を作っているようで嬉しかった!
雪の足跡 hydeさんちょっと辛そうだったけど、力強く歌いきってくれました。"振り返り見れば並ぶ足跡"の歌声がすごく沁みた。
tetsuyaさんがまた明日ー!って言ってくれてすごく嬉しかった。
hydeさん、たくさん話してくれてどこで何を話したか覚えきれていないのでMC内容は割愛しています。何度も楽しんでる?楽しい?って聞いてきたり、ありがとー!の声に照れながらこちらこそって返したり。
25thのリクエストを反映させたり他の様々な企画も含め、今回のライヴはすごく私たちが楽しめるようにいろいろ考えてくれていたのがわかって嬉しかったです。聴きたかった曲がたくさん聴けて、いろんなアレンジも嬉しかったしクリスマスプレゼントをいっぱいもらった気分。
いいライヴでした!
備忘録
tetsuyaさんまさかのヴェトモンT yukihiroさんとあれー?って話したのかなあ
最初の方tetsuyaさんがすごいニヤニヤしてた、お顔のコンディション最高でした
kenさんなんかの曲のギターソロのときいつもみたいにふわふわ~って体が動くんじゃなくてからだがグッグッグッって動いてて、ああもうこの人はギターを弾いてるときが気持ちよくて仕方ないんだなと思った
yukihiroさんトラブってたみたいだけど大丈夫かな 二階席から見えるくらい振り返ってスタッフさんに何か言ってて、スタッフさんも動いてるのが見えて心配…そしてあのドラムセットを囲むような炎は熱くないのか
レーザーで色を白で縁取りするのがすごいよかった!
サンタかわいい
特効、パーフェクトです タイミング抜群
舞台美術最高~~!!!!!!!これもうなんか賞くれ 賞くれってぐらい綺麗だった 袖のところが白い木で、それも真ん中ぶった切ってドンじゃなくてちゃんとなめらかに成形してあって素晴らしかったです 氷の柱みたいなやつ超絶美しかった
映像 賞くれ!!!!!!!! メチャクチャすき メッチャクチャいい ラルクの曲を聴いておもう美しさってこういう壮大で澄み切った感じなことが多々あるので、きっといいライヴになると確信した 特に氷の森に飛んできた鳥の羽が輝くところ!プリズム?ジャミロクワイのオートメーションのジャケ?ちょっともう知識も日本語も足りなくて全然表現できない すっごく美しかった 氷に閉じ込められた四人の映像がバァン!てでた瞬間 感動でぶるっぶる震えが止まらなくなってウィンターフォールも震えながら聴いた
静かの海で 映像綺麗だったな
trick前のSEいいし同期して激しくなる映像もかっこいい
客入れBGはジャズっぽい、カフェでかかってそうなかんじ
ゆきひろさんがドラム叩いてるときの下手側からの映像かっこよかった
ステージ上の固定の照明は12個
最早はいどちゃん歌詞間違えすぎて気にならならない 何回か間違えた後にエヘヘ…みたいな顔してて東京ドームがほんわか
電子チケットになって良かった!空席はほとんど見えませんでした 入場も想像以上にスムーズ!本当にありがとう!これからもよろしくお願いします!!!
以上!
acid android in an alcove "ashes to ashes"
こんにちは。
近頃めっきり寒くなって参りましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先日のalcoveから一か月以上が過ぎ、ラルクリスマスが近づいてきましたね。
alcoveについてはTwitterで楽しかったって呟きすぎてそろそろフォロワーさんにうざがられそうだなと恐怖を抱いているこの頃なのですが、もっかい言わせて。
超楽しかった。
しかし時間が経つと記憶が曖昧になってくるので(元々そんなに記憶していないのですが)、このあたりで一度まとめていこうと思います。
あくまでレポではなく個人的な感想なので、悪しからず。
はあ、お美しい…。
長くなったので目次をつくったよ。
Twitter・ブログまとめ
まず1日目終演後。
え、なあ、いま最高に幸せ
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
めっちゃよかっためちゃくちゃよかった都会に怯えながら来てよかった
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
a moon tonightほんとめちゃくちゃ大好きで正直いちばん聴きたかったからもうびっくりして目ん玉落っことしそうなくらい驚いたし嬉しかったTT
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
ゆきひろさんをあんな距離で見たのはもちろん初めてだったんですけど、あんなに色気がある人なの…??音が良すぎたのと埋もれてたのもあってあんまり姿は見てないんだけど、なんかの時に見えたお顔がすごく色っぽくてめっちゃ戸惑った
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
DJは両名それぞれのカラーがあってめっちゃ楽しかったな〜! クラブ通ってたころを思い出してたのしかったです!ハヤシさんがかけられた曲ですごく好きだなと思ったのが二、三曲あったんだけど全く曲名がわかんない ゆきひろさんの曲は誰かのレポを期待する。。。他力本願。。。。
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
ていうかめっちゃいいハコでしたね、音すんごい良かった 照明がフロア上にあってたのしかったな〜
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
ほんとめちゃくちゃよかったな今日のライブ
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
今まで色んなジャンルのライブに行ってきて、音なり演出なり段取りなり演奏なり運営なり、なんかしら引っかかるところがあるのが当たり前だったけどほんと何年振りってレベルでノンストレスだった
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
実はせっかく東京に来たので、ちょうど他の好きなDJも別のイベントに出る予定があったのでハシゴしようと思ってたんですけどやめました いまはalcoveに浸りたい、、、
— リヲ (@303_rio) 2018年11月2日
二日目終了後。
最高の2日間
— リヲ (@303_rio) 2018年11月3日
ありがとう大好き愛してる
— リヲ (@303_rio) 2018年11月3日
はじめてのacid android
— リヲ (@303_rio) 2018年11月3日
はじめてのalcove
最高に幸せな2日間でした
もう今日ほんと楽しかった DJのゆきひろさんもきまってたなー めっちゃ遊んでくれて楽しかったしいくつかの曲では音の海を泳ぐような気分だった Yui Onoderaさんも超絶かっこよくて新たな扉開いた感じある もっと聴きたい めっちゃ楽しかった
— リヲ (@303_rio) 2018年11月3日
ああ、あと照明がめっちゃ良かった。音と同期してるんじゃないのってくらいドンピシャだし色づかいとかミラーボールの使い方もすごい良かった!センス大爆発って感じだった。好きだな
— リヲ (@303_rio) 2018年11月3日
もうほんまに楽しかった 耳から音が離れない
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
帰宅後。
CloserはてっきりイントロでArctic MonkeysのDo I Wanna Know?だと思ってて、うわめっちゃ趣味合うじゃんってブチ上がってたら全然違う曲でひとり混乱した NINか〜 でもこの曲すごい好きになった!アルバム聴き込もうっと pic.twitter.com/aMBBX2X50r
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
めっちゃ気持ちよかったね pic.twitter.com/6mcATPg2lL
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
ライブでみたゆきひろさんちょっと意味不明なくらいカッコよかったし美人だったしなんか神々しかったし ぼーっとしてるとすぐ「かっこよかったなぁ…」って考えてるんですけどこれは恋では
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
改めてACID ANDROID初参加がこのalcove2日間ってメチャクチャ幸せだったのかもしれない 心を掴んで離さない
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
あの堂々とした姿めっちゃかっこよかった…
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
ライブ終わった直後は衝撃と疲労で意味わかってなかったけど 少し時間置いた今めちゃくちゃ幸せだし満ち足りてる
— リヲ (@303_rio) 2018年11月4日
セットリスト公開後。
…わたしが唯一行った2013年のフジロック、NIN マイブラ ビョーク Rhyeが来てたんだけどもしかしてめっちゃゆきひろさん好みなんじゃない!?
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
キュアーもじゃん!
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
Yui Onoderaさんがかけはった曲すんごい知りたかったから今本気でめっちゃ嬉しいありがとうございます
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
優しさに満ち溢れた世界 ありがとう この2日間でいっぱい新しい音楽を知れて本当に幸せな気持ち
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
足細っっっっ
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
体が美しすぎてビビってる えっ 生きる芸術作品? なんかダビデ像みたいななめらかな感じじゃなくてマジもんのアンドロイドというか近未来な えっ こんなに綺麗な足この世にあんの
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
えっ改めてyukihiroという存在 魅力的すぎでは????
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
さっそくDJの曲順通りにプレイリスト作った!でもBomb the BassのOne to one religionがApple musicどころかiTunesにもない、、、CD屋さん行かなくちゃ🏃♀️
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
この曲が好みすぎて理性ぶっ飛ばしたことを思い出した pic.twitter.com/wib0alf3ho
— リヲ (@303_rio) 2018年11月5日
ゆきひろさんとは世代が違いすぎて聴いてきた音楽が100%かぶってないからメチャクチャ刺激的だし生み出されたのは昔でも実際わたしは触れてない音楽だから新鮮で面白いし は〜〜DJ yukihiro最高
— リヲ (@303_rio) 2018年11月6日
エゴサされると恥ずかしいからYuiさんって書こう YuiさんのDJ あー来るなっていうタイミングでドンピシャで次の音とかビートが来てくれるのがもう超きもちいいしずっとブチ上ってた アドレナリン大暴れ 楽しかった…!!!
— リヲ (@303_rio) 2018年11月6日
alcove楽しかったなぁという記憶と、ふと思い出すAshes to Ashesカヴァーの切ない歌声。
— リヲ (@303_rio) 2018年11月6日
ドラマーとかヴォーカリストとかDJとかコンポーザーとかなんかもう色々全部ひっくるめてミュージシャン yukihiroがかっこよすぎる
— リヲ (@303_rio) 2018年11月6日
ずっと頭の中にライブで聴いた音楽が流れてる 幸せすぎか…
— リヲ (@303_rio) 2018年11月7日
DJプレイリスト聴いてるとあの時の気持ちが蘇ってきてすっごい幸せになる そろそろフォロワーさんにしつこいって思われそうだけど ほんとに幸せな時間と空間だった 好きな人の好きな曲をすてきな会場でファンのみなさんと楽しめるってそれもう人生のご褒美
— リヲ (@303_rio) 2018年11月7日
あの堂々としてバキバキにかっこいいライブを体感してから これまで仕事でも自信なくてうまくできなかったところが堂々とできるようになってきた! あの2日間でゆきひろさんのパワーをいただいて強くなった気がする💪🏻
— リヲ (@303_rio) 2018年11月7日
オノデラさんのプレイリストもやっと作れたぞー!と達成感に浸っていたらSpotifyにあったんかいっ! pic.twitter.com/5CBhbrNom1
— リヲ (@303_rio) 2018年11月8日
そういえば元々Rhyeは好きで聴いてたんだけど ゆきひろさんとチルウェーブって自分の中で結びついてなかったから更に好き度が増した
— リヲ (@303_rio) 2018年11月8日
alcove ほんと夢みたいな2日間だったなあ
— リヲ (@303_rio) 2018年11月9日
alcoveのDJのときの照明のムービングがさ〜 曲のいいところ、説明が難しいけどリズムのアクセントのところで動きはじめるんじゃなくて、動いた結果アクセントのところでミラーボールに当ててくるところがもう好きってなったのを思い出した、全然このツイートで伝わってる気がしないけど
— リヲ (@303_rio) 2018年11月10日
またまたalcoveの照明の話だけど violatorのサビでムービングが前後に動いて、かっこいいけど以前のライブ映像でblue skyのところのお顔が超絶好きだなと思っていたので 丁度そのタイミングでお顔が見えてアア〜〜!わかっていらっしゃる〜!!!って心の中で照明さんに大感謝でした
— リヲ (@303_rio) 2018年11月10日
ブログ
…改めてまとめるとすっごいやかましいですね!?
ブログは投稿するまでに何度か下書き保存したりしている間に冷静になっていくのですが、Twitterは感情のままに呟いている、というかむしろ叫んでいるので改めて読み返すとなんだか素の自分に近くて恥ずかしい。
鍵もかけていないのに色気がどうのこうのとか書いてて笑っちゃったんですけど、今思い出しても確かに色気ハンパなかった。
五十路の男性に抱く感情ではないことは重々承知していますが、もうyukihiroさん自身が年齢や性別を超えた領域におられるので良い、ですよね?
わたしが変態(!?)なのではなくて、あんなにカッコよくて魅力的なんだから仕方ないんだよ!
読めば読むほどツッコミどころが沢山なんですけれど、あのときの幸せに満ち溢れた感情を思い出して嬉しい。ブログも直後に書いたものは散らかってるけど熱量があるなあ。
Twitterは手軽に呟ける分、呟けば呟くほど過去に流れて行ってしまって、モーメントにまとめたりしない限りはいつか遡れなくなってしまうので、当ブログが消えない限りは何年後にでもあの幸せな二日間をありのまま思い出せるようにまとめました。
自分のツイートをブログにまとめた人なんて見たことないよ…。なんて自己満足の極みなんだろうと思うのですが(笑)ま、ええねん。趣味やから。all for me.
会場について
SPACE ODD / 東京都渋谷区
大都会トーキョーのシブヤでした。街中ギラギラだったね…。
渋谷の大きい横断歩道が最初の鬼門。大きい道から一本入ると少し落ち着いて、ライヴハウスの周辺は閑静な住宅街でした。
会場の構造はライブフロアが地下2階で、フロア後方と上手は地下1階部分がせり出しているような感じ。
ステージを前として上手前方でDJ、柱を挟んで後方は関係者席。フロア後方上部の地下1階も中は見えませんでしたがかなり人の気配を感じたので、関係者席として使っていたのかもしれませんね。
フロア上に照明とミラーボール有り。わりと後方にムービングがあって珍しかった。
DJセットの位置は上手の上部にある通路のようなところです。
DJアクト
楽しかった…!
お気に入りの曲がたくさん出来ました。
セットリストと曲ごとの感想を少し書いてます。
そしてSpotifyにプレイリストが作ってあるのでリンクを貼っておきます。Spotifyは使ったことないんだよねという方はこれを機にダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
Apple Musicで一曲一曲ダウンロードしてセットリスト順に並べたプレイリストを作って、わーい!これでいつでもalcoveじゃ~!なんて喜んでいたときに公式がSpotifyで作ってくれていたことを知ってすっごい悲しかったんですからね…なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだ。想像を遥かに超える公式の優しさ。ありがとう。
ACID ANDROIDはどうやらSpotify推しのようです。まだ使いこなせてはいませんが、これを機に徐々にSpotifyを使っていこうと思っています。
Day 1
yukihiro
David Bowie / Ashes to Ashes
会場の音が良かったので、頭のフレーズのピィン、という音(表現力求む)の揺らぎが気持ちいいのなんのって!素晴らしい二日間になる予感を感じました。この時点ではまだドキドキでございます。
Placebo / Taste in Men
ここで理性がぶっ飛びました。はじめて聴きましたがあまりにもドツボ。琴線撫でるなんて次元ではなく、琴線ぶん殴りでした。
この二日間で知った中で一番ハマったアーティストはプラシーボです。
bjork / Army of Me
プラシーボの衝撃と余韻に浸りながらのビョークでした。
久しく聴いていませんでしたがやっぱり好きだな。ビョークはライヴを見たことがあって、その鮮やかさが今も忘れられずにずっと残ってます。
Curve / missing link
まさにアダルト・オルタナという感じの色気とダークなロックの共存。好き。
分厚いギターにToniのヴォーカルが乗っている感じがとても好み。
marilyn manson / The Horrible People Remix
まさかのジャズ!?と思っていたらマンソン様でした。
ゾクゾクする。好き。この曲は特に踊りました。
Nine Inch Nails / Heresy
この曲すっごい焦らしてきますね!?
サビまで一切解放させてくれない。ドSでかっこいい。
Meat Beat Manifest / Dog Star Man
イントロから好きが溢れました。
中毒性高し。興奮で息が上がっちゃって大変だった。
Nitzer Ebb / Control I'm Here
なぜか16分のビートをビシバシに感じて鳴ってないのに何で!?ってなったのを覚えています。面白かった。
当日どう鳴っていたかは覚えていませんが、音源を聴いているとLとRで交互に鳴るところが好き。
Depeche Mode / Behind the Wheel
予習済みその1。
やったー!yukihiroさんの影響で聴きはじめたデペッシュ・モード、絶対にalcoveで聴きたいと思っていたのです!この曲はずっと好きな音しかない。
The Smashing Pumpkins / 1979
絶対に聴いたことある…!どこで聴いたんだろう。その時も好きだと思った記憶だけ残ってました。
On a live wire right up off the street You and I should meetという歌詞がすごく好きです。電線の上で君と僕は会うべきって何!?刺激的…
The Cure / Friday I'm In Love (strengelove mix)
良い!曲もいいし歌詞もいい。
月曜日の通勤時に聴いて金曜日まで頑張ろう!と気合を入れるのが最近のルーティンです。
キュアーはJust Like Heavenくらいしか聴いたことがなかったのですが、今回この曲を聴いてすっかりハマりました。strangelove mixはiTunesにもSpotifyにも無さそうですが、YouTubeにはあったので聴きたい方は探してみては。(いや音源買えよという話なんですけどね…)聴き比べるとけっこう違います。
Japan / The Art of Parties
予習済みその2。
alcoveの少し前にInstagramに載せてらしたので、これは聴いてこいよということなのかな?と思ってお勉強していきました。(多分違う)
聴いていると自然に体が動いて、好きだなあこの曲。このアルバムでは特にStill Life In Mobile Homesがお気に入りです。
登場時の演出は特に何もなく、いつの間にかそこにいた感じです。フロアの悲鳴に驚いて見上げると普通にyukihiroさんが立ってて超絶驚きました。スーパースターだからもっときらびやかに出てくるもんだと思ってた。
プレイ中はわりと頻繁にフロアを見渡していて緊張しましたね。そういえばヘッドフォンを使っていなかった(見えていないだけかも)ような気がしますが、どうやってたんだろう。
二日目はわかりませんが、一日目のyukihiroさんはご自分のDJ終了後しばらく上手後方に座って見ておられました。クリップか何かで無造作に髪を上げていたんですがもちろんあのスーパーロングヘアが収まりきるわけはなく、サイドでもっさもさになってました。そのもさもさ具合がとてもよろしかったです。
ただ足を組んで座ってフロアを見たり関係者の方かスタッフさんと話しているだけなのに空気が超アダルト。こちらがハヤシさんの音で踊っている間にいつのまにかいなくなってました。去り際がスマート。スマートアダルト。
元の曲を詳しく聴き込んでいたわけではないのでどこでどういじってたか、というのは詳しくわからなかったですが、すごく楽しいプレイでした!
DJ ハヤシ
fad gadget / collapsing new people
この曲のMVを見たのですが、女性が無表情で吊るしたペリエの瓶を叩きまくるのがすごく面白くて一気に好きになりました。ヴォーカルは泥と羽にまみれているし、スクラップの車を叩きまくっている人もいるし、何なんでしょうこれは。こういう世界があったんだ…。
throbbing gristle / Hot on the Heels of Love
たまに入る高音のシンセが可愛いのに毒っ気があって良い。フレーズが難しくて拍子から振り落とされそうになります。ヴォーカルがすごくセクシー。
NEON / My Blues Is You
好きです。いろんなアクセントがあって面白いな~。
たまに一発後ろにひっかかる感じの音があるじゃないですか、もう表現力が無さ過ぎて絶対伝わってる気がしないんですけど(笑)そこが好き。
DAF / Der räuber und der prinz
やっぱりこの高音シンセが耳に残る。
たまに入るボーンという低音はティンパニ…?音の余韻が長いし減衰しないしでもなんかグワングワン歪んでるしで耳が大パニック。
金物も一体何の音なんでしょう(笑)何回聴いてもわからない。わからなさすぎて聴いているといつもニヤニヤしちゃいます。
Berserk In A Hayfield / Optical
メロディのシンセの音の動きがとても滑らかで、美しい音づくりです。
Explorer / Yellow Power
このシンセの和音の感じが好き。
Weltklang / VEB Heimat
あんまりにもHeimatを連呼するので意味を調べちゃいましたよ(笑)
ドイツ語で生まれ故郷、生まれ育った家、という意味があるらしいです。
DAF / Kebabträume
この曲好き!
この無機質な感じの打ち込みに勢い強めのヴォーカルが乗ってるのが好みです。ドラムも気持ちいい。
聴きながらいつもデタラメドイツ語で叫んでます。Deutschland, Deutschland, alles ist vorbei!
Beatmixer / The Beatmixer
この曲をループにして聴くのにハマってます。
なにか作業をしながら聴いてるとノリノリでできちゃうから楽しい。
LB / Superbad
聴きながら街を歩くと、秘密のミッションを与えられたスパイのような気持ちになります(笑)好き。
Kraftwerk / Home Computer(3-D)
この曲、というかクラフトワークに言えることなのですがこの中毒性はいったい何…?
ずっと聴いていると脳を弄られているような気分になる。でも不快じゃなく、少しの恐怖とそれに勝る興味。
YELLOW MAGIC ORCHESTRA / 灯 Light in Darkness
ハヤシさんのセットリストの中で一番聴いているのはこの曲です。
インストゥルメンタルなので詞はついていないけど、むしろインストだからこそメッセージ性が強い一曲。スケールがとても大きい。
宇宙船なんかのガラス越しに地球が壊れていくのを見ているような現実味のない強烈な残酷さも感じるし、花が芽吹く様子を早送りで見ているような気もするし。繰り返されるいのちの営みとか、そういうことも思う。絵でも写真でも小説でもなく、実体のない音楽という芸術でしか成しえない表現。灯 Light in Darkness。絶望の中のちいさな希望はこんな音をしているのかもしれない。これは凄い曲と出会ってしまったなあ…。これからずっと何年も、この曲を聴くたび、思い出すたびにいろんな想像をするのでしょうね。
何だか最近感受性が暴走気味で、この曲を聴きながら海を見たり道行くひとを見ているとちょっと泣きそうになる今日この頃です。今も海辺の喫茶店でゆったりと飛ぶ鳥を見ながら聴いてこれを書いていますが、けっこう泣きそう。たばこを吸って誤魔化さなくちゃ(わかる人にはわかるネタ。笑)
先述の通りサウンドはすごく良くて、特にこの曲の中でブイブイ動くベースラインがとてもかっこいいです。YMOは君に胸キュンとライディーンくらいしか知らなかったので、もっと他の曲も聴いていこうと思いました!
高橋幸宏 / Glass
YMOの高橋さんの一曲。
サックスがかっこいいし、この気だるげなヴォーカルも好きです。
短いギターソロなのに手負いの獣の叫びのような音が心に突き刺さる。
Robert Gorl / mit dir
この音作りがすごく好きです。
低音の抜け感がとても好み。うまい表現がみつかりませんが、雑味が無くて純度が高く、透き通った低音。
想像以上にダークなエレクトロですっごく楽しかった!
キャッチーないくつかの高音シンセがすごく耳に残ってます。
POLYSICSの音楽性のイメージでしたが、こういう側面もある方なんですね。とてもカッコよかったです!
選曲はとにかく面白い曲ばかりで、特にYMOはこの先何年も引きずりそうです。
またクラフトワーク(来日決まりましたね)はこれまで興味はあったものの聴いてこなかったので、これをきっかけに聴き始めております。
というか、そもそもこういう曲たちをほぼ聴いてこなかったから新しい世界で面白かった。
知らない!面白い!もっと聴かせて!の連続で、あっという間のDJタイムでした。
今回は真面目バージョンだったようなので、普段のプレイがどんな感じなのかまた体験しに行こうと思います!
Day 2
yukihiro
David Bowie / 'Tis a Pity She Was a Whore
デヴィッド・ボウイ最後のアルバム「★(Blackstar)」の二曲目に収録されている曲です。ヴォーカルは勿論、讃美歌のようなコーラスや自由すぎるサックスが印象的なこの曲ですが、最初から最後まで同じパターンを叩き続けるドラムがとても良い。すごく好きな曲です。
Massive Attack / Daydreaming (brixton bass mix)
予習済みその3。
なんとなくかけるかもな、と思っていた曲だったので嬉しかったです。
この曲からライまでがずっとアダルトでございました。
Portishead / Strangers
好きです。
こう…ステージ後方から照明を浴びて踊っているシルエットを見てる、みたいな音。
Maddona / Erotica
歌詞はもちろん、音が性的。
Rhye / The fall
まさかのライ!この曲は元々好きで聴いていたのでとても驚きました。
どのパートも一切派手なことはしていない曲なんだけど、絶妙な塩梅の組み合わせ。
ラッパの使い方がこれまた良い。ストリングスのピチカートに入っていくところは聴くたびにアァア〜!ってなる。ストリングスが駆けあがるのを繰り返すところも好きです。
この曲を聴いているとピアノを弾きたくなるなあ…。
Lenny Kravitz / It ain't over 'til it's over
まさかここで!この曲が来るとはね!?
改めて良い音で、特別な環境で聴く名曲はすごく良いものでした。
ヴォーカルにエフェクトがかかるところがすごくくっきり聴こえて最高でした!
Bomb the bass / 1 to 1 religion (Mr Lawrence remix)
このヴォーカルの、ちょっとかさついた声が好きです。
ドラムの音が小さくて、ベースがすごく前に出てくるバランスで作られているのですがそこがとてもカッコいいです。
Radiohead / No Surprises
気持ちよかった…。
ただ歌詞が衝撃的。特にA job that slowly kills you(君をゆっくりと殺す仕事)は読んだときに血の気が引きました。何だそれ。歌詞を知らずに聴いていたときはもの悲しいけど美しい曲だなと思っていましたが、理解してから聴き直すととても悲しい。皮肉なのはこの曲の美しさが絶望感を後押ししているところ。絶望感、無力感、そういうものを強く感じます。ヴォーカルの後ろで歌われるlet me out of here(僕をここから出して)という詞はこの状況から死をもって救われたいということなのか、それともただ助けてと言っているのか、これはそれぞれの解釈ですがどちらなんでしょうね。歌詞も含めて凄い曲だ…。
Nine Inch Nails / Closer
Twitterにも書きましたがイントロでArctic MonkeysのDo I Wanna Know?だと思ってたら全然違いました。このイントロのドラム(BPMの違いと打ち込みと生という違いはありますが)でどちらを思い浮かべるかは世代の差なのでしょう。
音がとにかく全部カッコよくて、alcoveが終わってから一番聴いているのはダントツでこの曲です。カッコいい。何がどうとかじゃなく、全てがカッコいい。
イントロのギターがとにかく良い。
暴力的なドラムがどんどん理性を奪いますが、2分56秒で一旦止まってそこからまた更に熱を上げていくのがすごく良いです。
The Stone Roses / Begging you
めっちゃ踊りました。大好きです。
運転しながら聴くと気持ちいい。
My Bloody Valentine / Soon
シューゲイザーってほんといいな…。
今思えばなんて贅沢なんだという話ですが、マイブラを名前しか知らないままライヴを観たことがあります。当時はよくわかんないけどなんか凄いバンドだなと思ったまま聴かず五年後にこんなところでまさかの再会でした。やっと聴く側のわたしが追いついてきたようで今はとても好きです。
二日目はyukihiroさんを見る余裕が全く無かった…。曲が好みすぎました。
改めて二日間のセットリストを見てみると、その幅広さに驚かされます。これもあくまで一部の一部なんでしょうね。
また、DJ終了後片付けるyukihiroさんをみんなで見守るという貴重な体験もしました(笑)
初参加なのでこれまでがどうだったかは知りませんが、このちょっとラフな感じもalcoveなのかな、と勝手に認識しています。
個人的な話ですが、二日通してyukihiroさんのセットリストの中には10代のときにノリと勢いだけで行ったフジロック2013で見たアーティストが沢山いました。もしかして自分の音楽史はとても良いもので、またこのalcoveに辿り着いたのも必然だったのかもなぁなんて考えたり。自分の音楽史を振り返ると、ラルクに出会ったこととフジロックに行ったことが大きなターニングポイントです。 そりゃ感動するよね。そして三つ目のターニングポイントは、このalcove。
Yui Onodera
Diamond Version / This Black Action (feat.Leslie Winer)
この腹に響く低音が良かった。
Manuel Tur / Flux
こういう単調なリズムのループにハマると興奮して息苦しくなる。それがまた好き。
George FitzGerald / Frieda
メチャクチャ好きです。私がエレクトロに求めているものがすべて入ってる。
リズムだけじゃなくて流線型のフレーズもあってめまぐるしい展開もあって良いです。
Baaba Maal / Fulani Rock (Henrik Schwarz remix)
これは卑怯〜!!!楽しいに決まってる。
こういう音楽をなんて呼べばいいんだろう。燃え盛る炎を囲みながら屈強な男たちが踊っていそうな音楽、という表現しか出来ないのですが(笑)それでいてクールなエレクトロの要素もあってすごくカッコいい一曲。
この曲を入れて来たセンスに脱帽です。音楽って!楽しいよね!!って思いながら聴いてました。
Durante / Split Wick
この曲以降のビートのハマり具合が凄かったですね!
静かに、しかし確実に温度を上げていったフロアは今思い出しても楽しい。
改めて聴くと複雑なリズムがあったり派手な音があるわけでもないのにこんなに上がるなんて凄い曲だなと思います。
George FitzGerald & bonobo / Outgrown
イントロは静かだけど、オノデラさんのチョイスなら超かっこいいビートの曲なんでしょ?と思ったら。
超かっこいいビートだけじゃなく美しいメロディも付いてくるという最高の裏切り。
更にそのふたつが合わさってうねるように音楽が広がるのが楽しい。
オノデラさんのセットリストの中で唯一知ってたアーティストがbonoboでした。でもこの曲ははじめて聴いたなあ。
Frank Wiedemann / Moorthon Ⅱ
あの…もうかっこよすぎて言葉では言い表せません。ここがいいとかこの音が好きとか、そういうレベルではない。メッチャクチャかっこいい。あえて言うなら電子チェンバロみたいな音(表現よ)が特に好きだなと思いましたが、もうそういう次元ではない。こんなにカッコいい曲を聴いて理性なんか保てるわけがない。
Ten Walls / Walking with Elephants
会場ではもう興奮しすぎて知能レベルが赤ちゃんだったので超カッコよかった!ということしか覚えていないのですが、こんなにクールにテューバを使っている曲を聴くのははじめてです。
Gonno / ACDise #2
この単調なパターンでここまで聴かせるかという半端ない一曲。
もっと聴いていたかった…。
メチャクチャ楽しかったです。いやー、凄かったですね。曲は聴いていたけど、DJとしてどういうプレイになるのかあまり想像がついていなかったのですが最高にカッコよかった~!
最初の方は面白いな〜と思いながら楽しく聴いて軽く体も動いて、という感じでしたが気付けば何も考えられなくなるほどトリップしていました。
来る!と思ったタイミングでダイレクトに差し込まれるビートが気持ちよすぎてずっと聴いていたかったです。
周りの方を見ていても、最初は静かに楽しまれていた方も最後はみんな身体が動いていてすごく楽しかったな!
またイベントがあれば行きたいです。
THX! Have a nice weekend. 😊 https://t.co/1cio6QEN9T
— Yui Onodera (@yui_onodera) 2018年11月3日
すごく幸せな週末になりました!
ACID ANDROIDライヴ
まずはセットリストから。
Day1
ahes
gardens of babylon
let's dance
daze
relation
double dare
unsaid
a moon tonight
ashes to ashes
chill
gravity wall
the end of sequence code
violent parede
violator
Day2
echo
imagining noises
gamble
dress
roses
unsaid
a moon tonight
ashes to ashes
chill
chaotic equal thing
let's dance
violent parede
violator
ashes
ahsesで始まりashesで終わる、ひとつの物語を二日間で前編・後編に分けたようなセットリスト。
二日でセットリストをがらりと変えてきたことと、alcoveというイベントの中のひとつのライヴであるにも関わらず、ワンマンに近い時間のライヴをやってくれたこと、両方とても嬉しかったです。
ライヴ前から書いていた通り、興奮のあまり記憶はほとんど残っておりません(笑)
覚えていることを少し書いていきますが、二日間の記憶はごちゃ混ぜになっていると思います。
ライヴから時間が経ったいま何を一番に思い出すかと考えると、やはりAshes To Ashesのカヴァーです。
あの切なく思いがこもった歌声は、きっともう二度と聴くことは叶わないでしょう。
あの二日間、SPACE ODDにいた人々の心の中にしか残らない、素晴らしくて、せつなくて、震えるような美しいカヴァーでした。
ライヴハウスのあの空間が天井までyukihiroさんの思いで満たされて、耳から、肌から、いろんな感情が流れ込んでくるようだったなと思い出します。
こういう想いになれるのはライヴならではですね。
一日目のイントロの瞬間、まさかカヴァーをするとは思っていなかったので本当に驚きました。イントロは緊張感のあるアレンジで、勿論オリジナルも大好きなんですがこれもいいですね。一日目はほんっとに心の底から驚いていたのでイントロのフレーズの間はまばたきも、呼吸すらも出来ませんでしたよ(笑)
そんな衝撃で聴いてるどころではなかった一日目でしたが、その分二日目にしっかり聴いて、心に刻むことができてよかったです。
ヴォーカルの最初のフレーズはファルセットじゃないですか。だからyukihiroさんのファルセット!?と思ってたけどいろいろ被さっていたから結局どちらを歌っていたのか二日ともわからなかったなあ。オクターブ下かなと思いながら聴いていましたが、いかがでしょうかyukihiroさん。
ほぼ動かず、とにかく丁寧に、大切に歌い込まれていたように思います。動きといえば時々顔が傾いていたのは見えたけど、おそらくそれくらい。
ライヴ後に改めて原曲を聴いてみると所々の優しげな力の抜けた歌い方が近くて、改めてリスペクトが詰まったカヴァーであったことを実感します。
あ、もう二度と聴くことは叶わない…なんて書きましたが、いつでもライヴで演奏してくれていいんですからね!むしろ音源化してくれたっていいんですからねー!
次に思い出すのはa moon tonight。
これはライヴ前のわたしのツイートです。
a moon tonightもめっちゃ好き 聴きたい曲だらけ〜
— リヲ (@303_rio) 2018年10月29日
聴けたよ!!!!!!!!
このツイートをした日のわたしを抱きしめたい気持ちでいっぱいです。
ねえ、未来のわたしは大好きなACID ANDROIDのライヴに行けただけじゃなく、大好きなa moon tonightを聴いたよ…!
けっこうアレンジは加えられていましたが、すぐにわかりました。これまでライヴではほぼ演奏していないということもなんとなくわかっていたので、自分の耳を疑いながらイントロを聴いていましたがヴォーカルが入った瞬間にやっぱり大好きなa moon tonightで涙が出そうでした。
わたしの数えるのは不可能なほどの曲が入っているiTunesのトップ25に入るほどたくさん聴いて、大好きな曲なのです。
生で聴くと、高めのメロディに上ずる甘やかな声がa moon tonightを聴いているんだなあと実感させられて良かった。
ライヴでこの曲を聴きながらたくさんのつらかったこと、行き場のない怒りや苦しみがすべて浄化されていった気がします。
yukihiroさん、この曲を作ってくれて、聴かせてくれて本当にありがとう。
夜行の車窓からという記事で、身体を透過して澱みを浄化していくようなサウンドと書いていた自分の表現に驚いた。
まさにそんな感じです。
ラルカジノのTRUSTの演出で板状や流線形のレーザーがあったじゃないですか、あれが薄い金色になったような感じの音だったな。
月の光のように柔らかいけど直線的で、冷たさと内側のほのかな暖かさが共存する感じ。そんな音が五臓六腑、細胞すべてに染み渡る幸せなひとときでした。
普段、つらくて音楽を聴くのもしんどいなと思ったり、全部めちゃくちゃにしてやりたいほど怒りが止まらない時でも、この曲はいつもすっと心の隙間に入って落ち着かせてくれるんですよね。つらいときだけでなくハッピーなときも寄り添ってくれて、ほんとうに不思議な曲。
自分にとってすごく大切でお守りのような曲だったんですが、ライヴで二日共に聴いてさらに特別な曲になりました。
unsaid
345ちゃん(で、いいですよね?)が歌うunsaidでした。
yukihiroさん、ぜひとも音源を!ください…!
というか音源化しないなんて時雨ファンが黙っていないのではないでしょうか!?
原曲のunsaidも好きですがこれはこれで!めっちゃイイ!浮遊感が好き。
照明が絵の具を出したような綺麗な青だった記憶があります。あまりにも心地よくてぼうっと照明を見ながら音に揺られていました。
詞もついていたようだけど全く聴き取れなくて、というかサウンドに浸っていてあまり詞がどうとか考えてなかったな。歌詞も知りたいのであの…リリースを…どうにかお願いしますよ…。
unsaidの名の通り、yukihiroさんが言わない(歌わない)という発想が面白いです。
そしてこの曲ではギターを弾かれましたね。
少し後ろに下がって俯いて、楽器隊の一員のように淡々とギターを弾かれていました。
ギターをスタッフさんに外されるときの、体をひねる動きや散らばる髪にすら色気があった。
Instagramにアップされていたジャガーの弦が三本しかないことに気付いたときはもうyukihiroさんがyukihiroさんすぎて大笑いしました(笑)そういうところ好きだわあ。
ところで、yukihiroさんが弦の少ないギターを弾いてたバンドっていつの話なんだろう。まだまだ知らないことだらけです。
dress
お色気大爆発でした…。
「赤いドレス」のヴォーカルの色っぽさが耳から離れません。
赤のカ、kAと レのrEの母音だけが上ずって少し掠れてすっごい色っぽ、いやもうエロかった。性的だった。
gravity wall
ドラムとんでもなくカッコいいなって思った記憶。ずっと思っていたけど特に強く思ったのがおそらくこの曲でした。
chill
chillもすっごく好きな曲なので嬉しかった〜!
特に二日目のchillの解放感は凄かったですよね。yukihiroさんもフロアもこの曲でガラッとカラーが変わって、フロアはもともと熱かったけどここから更に温度を上げていった感じ。
chaotic equal thing
この曲の中毒性は凄まじいものがありますね。
かろうじて残っていた理性が打ち砕かれた。
let's dance
踊り狂った!!!
いつのまにかジャンプして拳を突き上げていて、音で体を掴まれて揺さぶられている感じ。
音と虹色の照明が網膜から脳に突き刺さってすごく気持ちよかったです!
メッチャクチャ楽しかったなー!!!
violent parade
ライヴ映え半端ないですねこの曲。超楽しかった。
yukihiroさんもわりとお暴れになっていた記憶。でもこちらも暴れていたのであんまり見てません。照明がたまにストロボだった気がする。
violator
聴けてよかった…!
ACID ANDROIDのライヴに興味を持ったのはこの曲の映像を見たことがきっかけです。
Twitterにも書いたんですが、この曲に関してほんっとうに!照明さんに!お礼を申し上げたい!!
青いムービングが前後に動いてyukihiroさんがシルエットになったりハッキリ見えたりが繰り返される中、watching blue skyのところでドンピシャでお顔がハッキリ見えてありがとう〜!!!!!と心の中で叫びました(笑)
あの高らかに歌うお姿、そしてお顔が見られたらいいなぁとちょっぴり期待していたので、無事肉眼で見ることができてよかったです。
この曲いいなあ。すごくいい。大好き。
曲終わりで二日共に手をグッ、パッと高らかに上げてハケていかれました。
二日目、さんっざん暴れて燃えて感動して興奮のあまりぼうっとしているとviolator終わりでyukihiroさんが一旦ハケて、ん?と思っていたけど楽器隊はステージに残っていて、やっぱりyukihiroさんも戻ってきてashes。
あの時はなんでハケた?と思っていたけど、今思えばashesの前に一区切りあったのはすごく良かったと思います。むしろ一呼吸置かせてくれたからこそ、しっかりとashesを堪能することができました。
ashes
まず一日目の始まった…!というゾクゾクするような高揚。
この曲がライヴで聴くACID ANDROIDのはじめての記念すべき曲になりました。
そして二日目、最後のashes。
一日目と同じ曲のはずなのに、見えた景色も感情も、全く違うものでした。
ああ、もうこれで幸せな二日間が終わりなんだなあという充足感とさみしさでいっぱいで、残りのページがあと少ししかない本をことさらゆっくりと読むような気持ちで味わいました。
そうして終演を迎えたalcove。
最後、こちらから見えなくなるほど深々と頭を下げたyukihiroさんの姿に思わずずっと我慢していた涙が溢れました。
yukihiroさんのことが好きだなと、2日間で一番強く思った瞬間です。
このライヴに参加できて本当によかった。
yukihiroさん備忘録。
どの曲かもう覚えていませんが、鬱陶しそうに髪を払う仕草がいちいちカッコよくて色っぽくて、見るたびにヒャアー!と心の中で叫んでおりました(笑)頭を左右に揺すって髪を払ったり、あの美しい手で払ったり。ただそれだけなんですけど、あれだけ長いとただの髪も少しの動きで羽衣のように表情を変えて美しいものですね。
髪型は1日目はフワッフワ、2日目は綺麗なストレート…に見えていましたが、毛先だけ巻かれていたという情報も。渋谷の綺麗なお姉様スタイル。1日目はほぼ金髪に見えていたのに2日目は少し落ち着いた色に見えて、二日で二度おいしい。
そして歌いながらときどき眉間に寄るしわがたまらなく色気があって、人のしわを好きになるという人生ではじめての体験をしました(笑)
2日共にyukihiroさんの姿は人々の隙間からたまにしか見えなかったのですが、肩がすっごく細くて骨が小さい。パーカーがビッグシルエット(に見えていたけどSpotifyの写真を見る限りそうでもなさそう、ただyukihiroさんが規格外に細いのかも)なせいか、布が肩からすとんとほぼ直角に落ちていました。
全体的に肉がついていないというのもあるけど、そもそもの骨格なんだろうな。すごく美しい骨格です。これまで画像や映像を見たり、L'Arc〜en〜Cielやgeek sleep sheepのライヴで見てはいるんですけど過去最高に近かった今回、想像を絶する細さでした。あの恐ろしい程の細さは生で見ないとわからないですね。それもせいぜい胸から上だけ見てこの感想なので、足なんかすっごく細いんだろうな。
たまにお顔が見えたと思ったら目線が鋭くて、薄くメイクもしていたんでしょうか?眉頭の下の丁度ノーズシャドウを入れる部分のくぼみがすごく綺麗だったのが印象に残っています。yukihiroさんのあの部分が好きなんですよ。誰かわかって。
目が想像よりすっごく大きく見えたのはメイクなのか錯覚なのか目力の強さ故なのか。
あの眼差しの強さ、照明が暴れる中ぎらぎらと光っていた眼が忘れられません。
そしてyukihiroさんはすごく細眉が似合う!もうずっと細眉のままでいてほしいです。
あと物議を醸したあの服!肉眼では確認できなかったのですが2日目はけしからんデザインのお洋服をお召しになっていたそうで。なんだそれ!見せてよ!!
まあステージって暑いもんね。通気性大事だよね。胸元から風を通していくスタイルとはこれまた斬新。
…見たかったあぁTT 見たかったよおお…涙
いつだったか、ライヴに行く前にどこかで「yukihiroさんの体の中にビートが詰まっていて、それが溢れ出してフロアを揺らしているように見える」と書いたことがあるのですが、実際にライヴを体験してみた結果やっぱりそうでした。
何かの曲で身体を動かしたyukihiroさんを見てそう思ったんだよなあ…violent paradeだったかなあ。なんの曲でどんな動きだったのか全然もう覚えていませんが(笑)
ACID ANDROIDのボディの中には高圧でビートが詰め込まれていて、そのビートが溢れ出してフロアを突き刺したときの熱狂がたまらなく気持ちよかった。 これも実際にライヴに行かないとわからなかったことです。行ってよかった。
おわりに
とても楽しい二日間でした。
たくさんの曲に出会わせてくれて、かつ踊らせてくれたハヤシさん、Yui Onoderaさん、すてきな演出で心を鷲掴みにしてくれた照明さん、素晴らしい音に酔わせてくれた音響さん、美味しいジンバックを作ってくれたバーテンさんを始め会場スタッフの皆さん、イベンターさん、事務所の皆さん。デヴィッド・ボウイ。
そして、yukihiroさん。
素敵なイベントに参加できてすごく幸せでした。ありがとう。
普段は普通に生活をしているとなかなか全く知らない音楽に触れる機会というのは少ないですが、こういうイベントでいろんな音に触れると自分の音楽の世界がグッと広がって、より豊かになった気がします。また次回があればぜひ行きたい!
今回alcove、そしてACID ANDROIDのライヴへの参加は初めてでしたし、これまでの歴史をなんとなく後追いでは知っていますがリアルタイムで、ライヴに行って肌で感じてきたわけではありません。勿論存在は知っていましたし、いくつかの曲を聴いてはいましたが本格的に聴き込み始めたのは今年からで、わたしはいわゆる新規のファンです。なので知らないことだらけですし、音楽についてもまだまだ無知なのでこれを読んだ方の中にはトンチンカンなこと書いてるなと感じた方もたくさんおられたかと思います。
これからもっとライヴに行って、音楽について更に知識を得た数年後の自分が読み返したらなんだかよくわからんことを書いてるなあと思うのかもしれません。既に自分の語彙力のなさに笑っちゃってるくらいなので(笑)でもとにかくライヴに行って、また曲を聴いて今の私はこう感じたということを残しておきたくてこの記事を書きました。
ここまで色々書いてきましたが、本当にとにかく楽しかったというそれだけです。
そして、これからのACID ANDROIDを見続けていきたいなと思った二日間でした。
とにかく、まずは2019 #1のツアーです!
大阪!ファイナル六本木!楽しみで仕方ないよ。
では、これにてalcoveについて書くのは一旦終わりにしたいと思います。
読みづらいところも多々あったかと思いますが、お読みいただいただいてありがとうございました。
最後にもう一回言わせて。
超楽しかったー!
好きなCDジャケット Vol.4
ついに第四弾であります!
まとめてみると今回は暗い色が多いです。
早速チェケラ〜(死語?)
The Orwells / Terrible Human Beings
好きとしか言いようがない。サウンドもジャケットも。
まずジャケットから書くと、このしなやかで瑞々しい身体に黒いマニキュアとたばこというだけで好きですね。赤い椅子と雑多な部屋のバランスとか、すべてが全部好きな配置に収まってる。
引き締まっててかっこいい身体してるなぁ…。
サウンドはこのジャケット通りのオルタナ全開な感じでとっても良いのです。最高!
These New Puritans / Into the Fire
いやそれ炎やなくて水ー!!!
…っていう、それだけなんですが(笑)
関西人ホイホイやわこのジャケット…。
曲はすごく面白いんだけど一回聴いただけじゃ全然わからなくて、何度も聴き込んで体に馴染ませていく課程がまた面白かったです。
TOY / Happy In The Hollow
これアナログ盤無いんですかね!?
こんなにアナログ盤で欲しい!って思ったの初めてなんですよ、飾りたいだけだけど!家にプレーヤーないけど!
すごく美しい。すっごく美しい。とても好きです。
この曲も最近よく聴いてます。
Chelsea Cutler / Cold Showers
このジャケットだともっとノイズの効いたギターなんかの骨太ロックサウンドか、もしくは涙溢れる壮大なバラードなんかを予想したいところですが大きく裏切ってくるこの曲調。
このジャケットとこの曲という組み合わせが好きです。
Shallou / All Becomes Okay
まず曲がメチャクチャ良いです。
時間・気候・天候など、こちらの感情や状況がどうであろうと関係なしに聴ける曲ってそんなに多くないと思うのですが、これはそんな数少ない中の一曲かと考えます。
このジャケットも奥行きと空気感があってすっごくいい絵ですよね…。
shallouのジャケットはすべて好きなのですが、特に好きなこの曲を選びました。
Midnight Kids & Matthew Koma / Serious
反則。こういうの好きだって前から言ってるじゃないですかー…。
そもそも行間を詰めたフォントが好きなんです。
曲もすごくドラマチック、そしてダンサブルでこのジャケットにぴったり。
この曲を聴いているとジャケットに写る道路の真ん中で踊りたくなってしまうのはきっとわたしだけではないはず!
Jadu Heart / Ezra's Garden
完全にロゴです。好き。
海外のアーティストはどういう意図でジャケットに日本語を使うんだろう…? 英語やポルトガル語、中国語とかなら読める人も多そうですが、日本語ってほぼ日本人しか読めませんよね。特にこのJadu Heartは日本進出もしてなさそうだし、よくわからないですね。
あとこの昔のロボットアニメみたいなロゴを使ってくるところも好きです。
BROCKHAMPTON / 1999 WILDFIRE
この1999だけでなく1997、1998も含めての三部作のジャケットが好きです。
こんな感じ。
ひとつのミュージシャンでジャケットのデザインの世界観を統一している人ってけっこういますが、三部作にしてるところが面白いなと思って選びました。
曲もすごく好きでよく聴いてます。ゲップだけは勘弁してほしい。
The Driver Era / Preacher Man
行間を詰め(ry
色使い 完璧ですよね。
一回見たら絶対忘れない。
すごく良いジャケットだと思います。
この曲は車を運転しながら聴くとすっごい気持ち良くて好きです。
RUSH / Moving Pictures
これは完全に曲からハマりました。
リリースは1981年だそうです。すっごく面白い曲で好き。
ジャケットはもうそのまんまMoving Picturesなんですが(笑)
おそらく富豪が屋敷から追い出されて絵画が押収されている様子。
絵もかなり細かく書き込まれていて、見ればみるほど気になるというか、何だろう?と考え込んじゃいます。
ジャケットも曲と同じくらい面白くて好き。
最後に番外編。
all about paradise / A.A.P. 2nd. WORKS
…これ、反則じゃないですか?笑
こんなゆるいジャケット見たことないよ。
all about paradiseはApple Musicがプッシュする"今週のNEW ARTIST"で知りました。ジャケットがゆるすぎて何じゃこりゃ!と思いながらサウンドを聴いてみたらこれまた何じゃこりゃ!!めっちゃ面白いやん!?
ある意味衝撃を受けたジャケット、そしてそのギャップで音にハマったという異例のパターンだったので番外編に挙げました(笑)
いかがでしたでしょうか?
今回はジャケットの画像をこれまでより見やすくしてみました。
それではここまで!またVol.5でお会いしましょう。
さいきんのこと
普段は元気の塊なのでたまに体調を崩すと思考回路が暗くなっていけない。
死んだらFLAKE RECORDSで面白そうなCDをありったけ買って棺桶につめて燃やしてほしい。天国で退屈しないだろうな。そして聴き尽くしたころにまた生まれてきたらいい。最高の計画。
…ただの体調不良でここまでやられるんだから本当に大病を患ったらどうなっちゃうんだ。むしろ落ち込みすぎて明るくなるかも(笑)
ではgood night. まだ朝ですが。
ACID ANDROID LIVE 2019 #1
こちらではご無沙汰しております!リヲです。
先日のACID ANDROID LIVE 2019 #1の当落ですが、
応募した大阪、ファイナル六本木共にチケット取れました!
やったあ!
大阪はBananaHall。
BananaHallって絶対聞いたことあるけどわかんないどこだと思っていたら、梅田AKASOの場所に元々あったライヴハウスの名前だったんですね。
AKASOはTRADに変わり、BananaHallは同じ堂山の別の場所、Zeelaのすぐ近くに再オープンしたとのこと。
…たった数年ライヴから離れてる間に梅田の音楽業界に何が起こったんでしょうか(笑)
丁度一年ほど前にもBananaHallでライヴがあったそうで。
キャパは500かあ。丁度いい…のか?よくわかりませんが、はじめて行くのハコなのですごく楽しみです!
しかし堂山や太融寺のあたりはけっこう汚いので…そんな街をゆきひろさんが歩くと思うと勝手に申し訳なくなってきました。
ああ、ほんとうに自宅からちょろっと電車に乗ったら着く場所で、普段から遊んでいる場所でACID ANDROIDのライヴが観られるってすごく変な感じです。楽しみ。楽しみ!
そしてファイナルはEX THEATER ROPPONGI。
先日の東京遠征で六本木に宿泊していたので、お散歩しているときに見つけてここがEX THEATERか〜なんて呑気に考えていたんですが!まさかそこでライヴするなんて!きっと本能が感じ取っていたから見つけたんでしょうね☆…なんて言ってみる。
今回AA席は落選で、A席で参加するのですが座席指定ってどんな感じなんでしょう?
全く予測できませんがパーソナルスペースがしっかりあるのは有難いです。
ファイナルは演出も何か特別なものになるのかなあ。今から楽しみワクワクさんです!
そしてGWの東京なんて恐怖しかありませんが、今のところはゆっくり一泊して帰ろうかなあと考えています。
宿は前回と同じでもう押さえてあるので安心。なんと会場から徒歩7分の距離です! 笑っちゃうくらい近い。安いし、もうみんなここに泊まればいいんじゃないでしょうか(笑)
六本木のあたりは前回たくさん歩いて気に入ったので、また行けることになってすごく嬉しいです。一回だけではありますが訪れた土地なので不安感もあまりないし、そういう場所が東京に出来るのは嬉しいな。
本当は全通したいくらいの勢いだったのですが、他にも行きたいライヴがたくさんありすぎてとりあえず見送ってます。けど直前になってやっぱり行ったりするかも(笑)
そしてちまちまとalcoveの感想をまとめに、&出しきりにかかっています。また出来上がったら更新しますね。
BGM:acid android / lullaby